操作がしやすく、刈取部も見やすい

操作パネルやメータを運転席左側にレイアウト。低い座席位置で、良好な視界を確保しながら、ゆとりのある作業ができます。

製品の特徴を解説する図。1~6の番号が振られている。写真はHC1400。詳細は以下

①車高調節レバー(UFO)

機体を水平にしたり、車高を調節できます。
コンテナ内のキャベツの量により左右バランスが変わっても、常に高精度な作業が行えます。

車高調節レバー写真
  • 写真はHC1400

②液晶コンビネーションメータパネル(HC1400)

燃料残量・アワメータ・エンジン回転・各種警報・車速などの必要な情報をわかりやすく表示します。

液晶コンビネーションメータパネル写真

③メータパネル(HC1250)

エンジン回転数や燃料残量などの機械の状態が、ひと目でわかります。

メータパネル写真

④多機能シフトレバー

刈高さ調節レバーや刈取昇降レバーなどの操作頻度の高いスイッチ類を主変速レバーに配置。レバーから手を離さずに主要な操作ができます。

多機能シフトレバー写真
  • 写真はHC1400

⑤カッター高さ調節スイッチ

キャベツの外葉の枚数に合わせて、カッターの高さを無段階に調節できます。

HC1250

キャベツのカット状態を見ながら、補助者側でキャベツの姿勢を整え、カット位置の調節ができます。タイムリーに調節できるので、実切りロスを低減します。

HC1400

キャベツのカット状態に合わせて、オペレーター側でキャベツの搬送姿勢を整え、カット位置の調節ができます。

  • スイッチ類は、サイドコラムに配置しています。

⑥切断傾き調節コントローラ・刈取り部速度調節コントローラ

コントローラのバルブには電気式を採用。作業部の調節がすばやく的確に行えます。
切断傾き調節コントローラ・・・挟持ベルトの速度調節
刈取部速度調節コントローラ・・・各ベルト・掻込みホイルの速度調節

補助者が余裕をもって、高品質に収穫できる機能

搬送逆転機能

万が一キャベツが詰まったときは、挟持ベルトと下部搬送ベルトを逆転して簡単に詰まりを取り除くことができます。

HC1250
HC1400

コンベア速度調節機能

選別・調製作業状況に応じて、キャベツを搬送するコンベアベルトの速度を調節できます。

コンベアスピードコントローラ写真

オペレータや補助者にやさしい基本機能

メーターディスプレイ

作業速度が小数点以下2桁までデジタル表示されるので、細かな速度調節が行えます。(例:0.10m/s→0.14m/sへの速度調節)
オペレーターが交替しても最適な作業速度を再現でき、作業精度が安定します。

ディスプレイ表示例

LED作業灯

明るく耐久性に優れたLED作業灯を2か所に設置。前方と補助者側を明るく照らし、薄暗い中でも安心して作業ができます。

  • HC1400は標準装備です。
  • HC1250はオプションです。
LED作業灯写真
作業部

個別イグニッションキー

盗難を未然に防ぐために、機械1台ごとに異なるイグニッションキーを採用しています。

個別イグニッションキー写真

長雨の軟弱地でもスムーズ、丸ハンドルで旋回もラクラク

丸ハンドル+FDS搭載

高い湿地走破性とスムーズな旋回

直進時には走行用HSTで直進性がアップ。旋回時は旋回用HSTが左右のクローラを無段階に変速。ガクガクしないスムーズ旋回と、高い湿地走行性を実現しました。

うね合わせがピタッと決まる

ゆるやかなターンからスピンターンまで、ハンドルに合わせて旋回は自在。乗用車感覚で快適に操作できます。

  • 写真はHN1400/HN2400
1 ゆるやかなターン
2 ブレーキターン
3 スピンターン

高出力コモンレールエンジンン(HC1400)

圧倒的パワーと低燃費、低NOx※1化を実現したコモンレールエンジンにDPF※2を装着し、国内特殊自動車4次排ガス規制をクリアしています。

  • ※1:NOx=窒素酸化物
  • ※2:DPF=ディーゼル・パティキュレート・フィルタ。
       排ガス中のPM(粒子状物質)を捕集します。
  • HC1250のエンジンは、業界の排ガス自主規制をクリアしたエンジンを搭載しています。
エンジン写真

ヤンマーなら、DPF再生で作業を止めない!

DPFの「リセット再生」は、作業をしながら、100時間ごと※3にスイッチを3秒長押しするだけです。

  • ※3:初回のみ50時間以内。
  • 必ずヤンマー純正の専用オイルをご使用ください。
スイッチ写真