高精度な植付機構

油圧自動昇降&平行リンク機構

機体が平行に昇降する平行リンク機構を採用。
センサローラがうね上面の凹凸を感知して、油圧で平行に昇降しますので、植付深さ・植付姿勢が安定し、きれいな植付けを実現します。

ローラ式うね高さセンサ

ローラ式のうね高さセンサで、うね上面の凹凸をスムーズかつ円滑に感知します。
また、油圧で機体を平行に昇降するので、きちんと整形されていないうねや湿ったうね上面でも、植付深さが一定に保たれ、安定した、精度の高い作業ができます。

油圧水平制御(UFO)

傾斜地や溝に段差のあるうね、軟弱なほ場での植付けは、油圧水平制御(UFO)で機体を常に水平に制御するので、安定した植付けができます。

振り子を使って、バルブを直接動かすので、確実に作動します。

手動UFO操作

機体の左右姿勢を手元の操作レバーで調節できるので、傾斜地でもうね頂上へしっかり植付けできます。

「自動」で水平制御

「手動」で任意の機体姿勢

2つのスクレーパ

2つのスクレーパで作業条件の範囲が広がります。また、土除去作業や植付苗の手直しも軽減できます。

センサ輪スクレーパ

うね高さセンサのローラに付着した土を、スクレーパが除去し、ローラの回転停止を防止します。うね上面の凹凸の感知精度を維持します。

覆土輪スクレーパ

覆土輪の土の付着・土詰まりによる回転停止や苗押し、苗引き抜き不具合を防止します。

開孔器口開き機構

開孔器は、苗を植付けた後、開孔器の上部停止位置前まで開いています。長苗や徒長苗でも、苗を持ち上げにくい機構になっていますので、持ち上げによる転び苗の心配がなく、確実に植付けできます。

  • じゃがいも・さといも仕様は、マルチの持ち上げを防止するため、植付け後すぐに開孔器が閉じます。

作業に合わせた調節が簡単にできる

工具不要のトレッド調節

標準装備のスタンドを使用すれば、1人でトレッド調節ができます。また、ハンドル付きボルトの採用によりノンツールで調節できます。
前輪のトレッド調節は、六角パイプ固定の締付ハンドル付ボルトを、従来機の1か所から2か所に変更しており、しっかりと締付けをすることができます。

スタンド写真

連続作業が可能

予備苗台2枚を標準装備

予備苗台(2枚)を標準装備しています。予備苗を途中で追加することなく、継続して植付作業ができます。

  • JR・JS仕様はオプションです。

国内排ガス自主規制に対応したクリーンエンジンを搭載

OHVガソリンエンジン

日本陸用内燃機関協会の3次排ガス自主規制に対応した、低振動・低騒音・クリーンなエンジンを搭載しています。

OHVガソリンエンジン写真