地方創生と脱炭素

更新日時:2022.07

地方創生と脱炭素

地方創生とは

地方創生とは、東京の一極集中を是正し、地方の人口減少に歯止めをかけるための施策のことです。「地方創生」政策である第2期まち・ひと・しごと創生総合戦略(2019年~)では目指すべき将来と基本目標が掲げられています。

【目指すべき将来】

  • 将来にわたって「活力ある地域社会」の実現
    • 人口減少を和らげる
      • 結婚・出産・子育て の希望をかなえる
      • 魅力を育み、ひとが集う
  • 地方に住みたい希望の実現
    • 地域の外から稼ぐ力を高めるとともに、地域内経済循環を実現する
    • 人口減少に適応した 地域をつくる
  • 「東京圏への一極集中」の是正

【基本目標】

  1. 稼ぐ地域をつくるとともに、安心して働けるようにする
  2. 地方とのつながりを築き、地方への新しいひとの流れをつくる
  3. 結婚・出産・子育ての希望をかなえる
  4. ひとが集う、安心して暮らすことができる魅力的な地域をつくる

「地方創生」に取り組むことで、地方に新しい仕事を創り住環境を向上させ、都市部からの地方移住や関係人口を創出することで新しい人の流れを生み出し、「人口減少」と「東京一極集中」という社会課題を改善する。また、新しくより豊かな日本の未来像を描くための取り組みとされています。

地方創生と脱炭素の関係性

「まち・ひと・しごと創生基本方針2021」には地方創生の3つの視点が記載されています。地方へのひとの流れの創出や人材支援に着目した施策「ヒューマン」、地域の課題解決や魅力向上に資する地方におけるDXに向けた施策「デジタル」、地方が牽引する脱炭素社会の実現に向けた施策「グリーン」です。

(出典)地方創生サイト
https://www.chisou.go.jp/sousei/info/pdf/r03-6-18-kihonhousin2021gaiyou.pdf)より抜粋

とくに「グリーン」視点は地方創生と脱炭素が密接に関係する方向性を示されています。本視点では、地域資源を有効活用して再生可能エネルギーを導入するなど、脱炭素化の取組を地方において積極的に推進していくことで、地域経済の活性化や地域課題の解決の実現につなげる、「地方創生と脱炭素の好循環」の実現に向けて取り組んでいくとされています。

地方創生と脱炭素の両立に向けた取組

「地方創生と脱炭素の好循環」に向けたフローをご紹介します。まず、地域特有の資源を活用して、地域にあった再生可能エネルギーを導入します。エネルギーサービス事業を通して地域に還元するための仕組みを生み出します。例えば、エネルギーの地産地消、発電副産物(廃熱、液肥など)の地域内有効活用、地域エネルギー企業による電力供給サービスなど様々な取組みが考えられます。
本取組みを通して、雇用創出、地方への人の流れ創出、稼ぐ地域づくりなど地域課題の解決策の一つとなり得ます。

※出典:地方創生サイト
https://www.chisou.go.jp/sousei/info/pdf/r03-6-18-kihonhousin2021gaiyou.pdf)より抜粋

企業活動で貢献する地方創生と脱炭素

近年、脱炭素(カーボンニュートラル)の取組みは企業活動に求められる時代となりました。
企業での再生可能エネルギー導入が売上・コスト削減できるだけでなく、エネルギーや発電副産物の地域内供給が地域課題の解決に貢献できる可能性があります。地方創生をヒントに企業と地域が共に成長できる方法を考えてみてはいかがでしょうか。

ヤンマーでは脱炭素に向けたバイオマス発電などに力を入れています。お客様の様々な課題解決に向け、弊社として最大限サポートしていきたいと考えております。ご興味がありましたら、是非お問い合わせください。

ヤンマーのエネルギーソリューション

ヤンマーでは省エネ・省コスト・省CO2を実現するエネルギーソリューションをご提案しておりますので、お気軽にご相談ください。

お気軽にお問い合わせください

ご不明点、ご要望等ございましたらお気軽にお問い合わせください。

地方創生と脱炭素についてのサポート・お問い合わせ