作業機を本機中央に配置する、ミッドマウント方式

作業状態が良く見える

前を向いたままでの作業が可能。振り返って作業状態を確認する必要がないので、直進性が良く、疲労を軽減します。
また、作業状態を確認しながら微調整が行えるため、作業精度が上がります。
しかも安心して作業スピードを上げることができ、作業効率もアップします。

MD20ミッドマウント方式作業写真
  • 写真は旧型です。

精度の高い作業ができる

作業中にハンドルを切ったとき、後方に作業機がある場合と比べて作業機のズレが少ないので、精度が高く、作物にやさしい作業が行えます。
また、機体後方の作業と比べて、作業機装着状態での前後バランスが優れているため、左右傾斜の作業でも作業機のズレが少ない作業が行えます。

MD20ミッドマウント方式イラスト

ほ場・作物にやさしく軽快作業!

軽量・3輪タイプで、ほ場にやさしい

MD20は649kg(標準仕様)の軽量設計。
3輪でも踏圧が低く、また同じ溝をタイヤが1回しか通らないので、ほ場を踏み締めません。

適期作業ができる

4輪タイプに比べてスリップしにくいため、雨後のぬかるんだほ場でも、早めに作業を再開できます。

MD20軽量3輪タイプ

「通気性・透水性」に優れた土壌環境づくり

例えば大豆は根にある「根粒」で空気中の窒素を取り込みます(窒素固定)。
この窒素固定を行うために、大豆は他の作物よりも酸素が必要となり、より通気性・透水性のある土が必要になります。
また、他の野菜でも、しっかり根を張るために通気性・排水性のある土壌は重要です。
軽量・3輪タイプのMD20は、4輪タイプと比べてほ場を踏み締めませんので、通気性・透水性に優れた土壌環境を維持します。

適期作業で収量確保を図る

例えば大豆の播種は、梅雨の晴れ間をぬっての播種作業になります。
MD20は軽量・コンパクト設計による走破性を活かして、雨後でも4輪タイプより早くほ場に入ることが可能。適期播種による収量アップが図れます。

MD20が良い理由

ハイクリアランスで作物の傷みを軽減

地上高さが約70cmと高く、機体と作物の間に十分なクリアランスがあるので、管理作業時に作物の傷みを軽減できます。
また、作業可能期間が広がります。
(例:大豆の場合、開花時期頃まで作業可能)

MD20ハイクリアランス設計

作物に合わせてトレッド6段階調節

作物の作付条件に合わせて、トレッドが6段階に調節できます。
また、トレッドの調節にはリヤアクスルスライド方式を採用。チェンケースでうねを崩さずに作業できます。

MD20トレッド6段階調節
MD20リヤアクスルスライド方式

高精度な作業ができる

油圧式平行リンク

作業機の昇降機構に油圧式の平行リンクを採用。
ほ場に凹凸などがあっても作業機が平行に上下して、作業機の姿勢を一定に保ちます。

MD20油圧式平行リンク

センターマーカー

真っ直ぐ作業するためのセンターマーカーを標準装備しています。

MD20センターマーカー

自動水平制御「UFO」(RPVU仕様)

ほ場面に対して作業機を常に水平に保ちながらの作業や、傾斜ほ場のように作業機を一定角度に保ちながらの作業に対応する自動水平制御(UFO)を搭載しています。

  • 「自動」位置
    水平センサーで傾きを感知し、作業機を常に水平に制御します。
  • 「手動」位置
    ほ場の傾斜や作業に応じて作業機の傾きを任意に設定できます。
MD20自動水平制御 UFO(PVU仕様)

高能率な作業ができる

パワフルエンジン

最大出力20馬力のOHVガソリンエンジンを搭載。
作業に余裕が生まれ、作業能率が上がります。
しかも、オペレータをエンジンの熱や騒音から守る、遮音性・遮熱性に優れたエンジンカバーを採用しています。

快適な作業を実現する装備

バックミラー(標準装備)

後方の確認がしやすく、後進や旋回がスムーズに行えます。

ウエイト取付金具MD(標準装備)

作業や作業状態に応じて、ウエイトの取り付けが可能です。

作業灯(標準装備)

前方を明るく照らし、薄暗い中でも安心して作業ができます。

工具箱(標準装備)

工具箱を本機右後方に標準装備。メンテナンスを迅速に行えます。