種子送出室と肥料送出室をホッパー底部に位置し、ここから凹凸のある排出ローラーで繰出すことで、左右または走行方向の傾斜に関係なく、一定でより正確な送出量を維持します。また、播種量は「播種量調節ダイアル」で、施肥料は無段階の「施肥料調整レバー」で簡単に調整ができます。大きな面積カウンターはトラクターの座席からもひと目で確認できます。
コンビネーション・グレンドリルKL2500 / 3000

播種作業をキレイに効率的に!麦などの穀物から様々な種子にも対応する施肥同時播種機。
発芽ムラの少ない播種が可能
グレンドリルにおいて一番大事なのは均一な発芽です。深さ制限バンド付きダブルディスクコルターの採用で、常に20~25mmの播種深度を保ち、発芽ムラの少ない播種が可能になりました。また、播種された種子のゴム製のプレスホイルでしっかり鎮圧。保水性を高め、一斉・均一な発芽を促進します。


種子と肥料の繰出しが一定




スムーズな土中施肥
大径シングルディスクオープナーと大型タイヤ
大径シングルディスクオープナー採用で狭雑物の多いほ場もスムーズに土中施肥ができます。施肥位置を播種部から4~6cm離し、ダブルスプリングサスペンションで深さを一定に保持します。施肥深さは地表面から12cmまでご希望通りに調整可能。軟弱なほ場でも良好な作業性を発揮する低接地圧の大型タイヤ(11.5/80-15.3)は、ホッパーの充填量の影響を受けず、施肥量を一定に保持します。
車輪跡を消し、左右前後に調整できるトラックエラディケーターもついており、キレイな作業を実現。また、新クイックヒッチでトラクターへの着脱も簡単です。


主要諸元
名称 | ヤンマーコンビネーション・グレンドリル | ||
---|---|---|---|
販売型式名 | KL2500,J | KL3000,J | |
機体寸法 | 全長(mm) | 2000 | |
全幅(mm) | 3400 | 3900 | |
全高(mm) | 1200 | ||
機体質量(kg) | 900 | 1150 | |
鎮圧ローラ | ○ | ||
作業幅(mm) | 2500 | 3000 | |
ホッパー容量 | 種子(L) | 400 | 480 |
肥料(L) | 600 | 720 | |
播種部 | 仕様 | Wディスク | |
条数(条) | 20 | 24 | |
条間(mm) | 125 | ||
施肥部 | 仕様 | Sディスク | |
条数(条) | 10 | 12 | |
条間(mm) | 250 | ||
タイヤサイズ | 11.5/80-15.3 | ||
駆動方式 | 接地輪 | ||
装着方式 | 3P直装 | ||
3P装着規格 | カテゴリ2 | ||
牽引所要馬力※1(kW{PS}) | 40{55}以上 | 50{65}以上 | |
メーカー名 | TUME |
- ※1 適応トラクターは、ホッパー容量も含めたドリルの総重量も考慮し選定ください。
- ※仕様は予告なく変更することがあります。
- ※諸元は改良などにより予告なく変更することがあります。