オートコンバイン YH6115 収穫の「自動化」で手放しの歓びを 直進・刈取昇降・旋回、籾排出への移動まで自動化できるので経験の少ないオペレータにまかせても安心。熟練者でも細かい作業が減り、長時間乗っても疲れにくい。さらに「自動ロス制御」で、籾のロスが少ない確実な収穫を、より速く、誰にでも。
コンバイン YH6101/YH6115 基本性能の充実はもちろん、先進の情報支援機能も搭載 コンバインぺージへ

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ほ場の約9割※1を自動操舵で作業できる!

最初の1周分を手動で刈取りし、ほ場の外形を登録すれば、次の2~3周は「枕地直進モード」で直進中のハンドル操作が不要に。それ以降は「オートモード」を使えば、刈取作業が全自動で仕上げられます。

  • ※1ヤンマー調べ。ほ場面積0.92ha(122×76m)
自動操舵説明図。詳細は以下

①作業領域を登録

最外周1周分を手動で刈取りながら、ほ場の外形を登録。

②枕地直進モード

登録したほ場外形に合わせて、2~3周分の直進操舵を自動化。

③オートモード

刈取作業の操作を自動化。※2

  • ※2刈高さの微調整は手動
ハンドルを握ったまま自動操舵を入・切

用途に合わせて選べる3つのモード

1.オートモード

直進、刈取昇降、旋回、排出位置への移動、中割りの位置決めを自動で行います。

刈取り・旋回が自動、条合わせも不要です。

2.枕地直進モード

ほ場外形の辺に対してそれぞれ平行に自動操舵を行います。回り刈り時にも使用可能です。

  • 旋回時は手動操作が必要です。ハンドル操作をすると枕地直進モードは自動で切れます。
ほ場の外形の登録が必要 枕地直進モード

3.直進モード

設定した基準線に平行して自動で直進。変形田でオート経路が作成できない場合でも直進の自動操舵が可能です。

  • 旋回時は手動操作が必要です。 ハンドル操作をすると直進モードは自動で切れます。
A点(開始地点)とB点(終了地点)で設定するだけ。
直進の基準線を登録することで、自動で直進作業が行えます。

3つのモードでどんなほ場にも対応

【多角形ほ場の作業工程例】
枕地直進モード+オートモード

多角形ほ場もほとんどを自動で直進でき大幅に省力化できます。
(最大30の角まで可能。ただし角と角の間は11m以上)

①作業領域を登録
②枕地直進モード
③オートモード

【障害物などのある凹型ほ場の作業工程例】
枕地直進モード+オートモード+直進モード

領域を分けることで大部分の作業を自動化できます。

①作業領域を登録
②枕地直進モード
③オートモード
④直進モード

オートモードなら、乗っているだけで高精度×高能率に刈取り

効率の良い経路を、スムーズにスピーディに旋回。自動で素早く条合わせや刈取部の昇降を行い、旋回から刈始めまでの速度が落ちません。

刈終り・旋回・刈始めはすべて、プロに負けないスピーディな旋回を実現

刈終りにデバイダ部が自動で上昇します。

条合わせに神経を使わずにすみ疲労を軽減できます。

刈始めに刈高さを自動でセットします。

旋回をより早く、ムダなく

できるだけほ場を荒らすことなく、また能率を損なわないように、作業をするほ場の条件に合わせて刈り方が選択できます。

[経路パターン]2パターンの刈り方が選べる

往復刈り図
回り刈り図

[旋回パターン]3つの中から効率の良いターンを自動で選択

U字ターン図
フィッシュテールターン図
αターン図

自動で排出ポイントへ移動

自動排出移動

グレンタンク満タン時期を予測してお知らせし、自動で排出位置に移動します。

  • 排出作業は手動です。
自動排出移動説明図

グレンタンクが満タンになるまでの走行可能な距離をタブレットに表示。

①満タンになるまで残り1周以下になった時点で、排出位置までの経路を表示。

②最終工程に入ったタイミングでメッセージを表示。

設定した回数だけ自動で中割り

自動中割り

刈り取り時間が最も短くなるように自動で中割り位置を設定。中割り回数を手動で設定することもできます。

オート経路作成・中割り設定画面

「収穫ロス」も自動で最適化!

3モードのオート機能:直進操舵から刈取り・旋回までコンバインにおまかせ+自動ロス制御:ロスを最小化するために車速などを自動調節→ロスを気にせず確実な収穫がだれでもできる

各種設定、作業状況の確認が簡単

10.1インチタブレット

水・埃・衝撃に強い大画面タブレットに、各種情報をアイコンやイラストでわかりやすく表示。複雑な入力をすることなく、タッチだけで感覚的に操作できます。

音声ガイダンス機能

タブレットスピーカーから、15種類の音声でお知らせ。音声内容はタブレット画面にも表示されるので、耳でも目でも確認できます。

画面サイズ10.1インチ

自動モードの設定もタブレット操作で簡単

ほ場外形登録

ほ場の最外周1周を手動操作で通常の刈取りを行えば登録完了です。

<枕地旋回モードの設定>

  • ほ場外形登録を元に作業領域の設定
  • 作業経路の作成
  • 主変速レバーを前進側に倒しスタート※1

<オートモードの設定>

  • 作業方向・経路パターン・中割り回数の設定
  • 作業経路の作成
  • 主変速レバーを前進側に倒しスタート※1
タブレット表示例
  • ※1タブレット上の「スタート」またはハンドル右スイッチ「ON」を操作すると自動作業が行えます。

<直進モードの設定>

  • 開始地点「A」を設定
  • 終了地点「B」を設定
  • 作業経路の作成

オートコンバインならではの安心・安全を追求

  • 実際の販売モデルとは、形状が異なる場合があります。
シートスイッチセンサー

シートスイッチセンサー機能

前後・上下・背もたれの調節が可能。また、シート下のスイッチで人が座っているかを感知。座っていない時は自動操舵が作動せず、誤作動を防ぎます。

持ち手+アームレスト

ハンドルから手を離している時でも、安定した姿勢で安心して作業ができます。

デュアルモニター

キャビン内上部に使いやすくレイアウト。機体後方と排出オーガ先端の映像が確認できます。