船の種類

推進装置

推進形式は、船の大きさ、用途等によって船内機、船内外機、船外機の3種類に分かれています。

〈推進機関の特徴比較〉

船内機 船内外機 船外機
機関の位償 船体中央寄り 船体後部 船体外部
機関の種類 ディーゼル機関が主 ディーゼル機関が主 ガソリン機関が主
係船時の推進器の位償 水中 水上 水上
軽荷時船速 ×
載荷時船速 ×
浅瀬航走 × 〇(跳ね上げ) 〇(跳ね上げ)

船尾形態

船の船尾形式は、用途や利用環境によって引き上げ式、本キール式、半キール式、ブラケット式の4種類に分かれています。

略図 特徴
引き上げ式

長所

  • シャフトがユニパサルジョイントでチルトでき、プラペラの格納が可能(ロープ上の走行、浜揚げが容易)

短所

  • 伽走時にシャフト振れが発生
  • ユニパーサルジョイントの保守が必要
本キール

長所

  • キールにより走行安定性が向上
  • 輯系の露出が少なく安全度が高い
  • 上下架が容易

短所

  • キールが船体抵抗を増し、船速面で不利
  • キールにより動揺周期が長くなる
半キール式

長所

  • フロペラ前部の船体抵杭を本キールより少なくし、船速向上を確保

短所

  • 上下架時に盤木等での配慮が必要
ブラケット式

長所

  • フロペラ前部に抵杭が少なく、船速確保に有利

長所

  • 輯系の露出部への接触事故に要注意