凡事徹底の「泥臭い」現場だからこそ
得られる楽しさとは?
#ヤンマーものづくり

M.Kさん

M.Kさん
伊吹工場/2016年度入社/新卒

O.Mさん

O.Mさん
伊吹工場/2022年度入社/新卒

#ヤンマーものづくり #伊吹工場 #新卒

伊吹工場のあるラインでは、2分半に1台のサイクルでエンジンの製造工程が流れていきます。目まぐるしく動き続ける現場では、作業手順を確実に繰り返す「泥臭さ」が必要とされる一方で、だからこそ感じられる「楽しさ」も。2人の社員に現場のリアルを語ってもらいました。

誤差ゼロへの追求が、
信頼を生む

ものづくりで大切にしていることは?

M.Kさん

自分が作るエンジンは「どこかの国の誰かが使う」と想像して、お客様をガッカリさせないように品質と安全に注意しながらものづくりをしています。

O.Mさん

私が担当する運転検査では、回転数や噴射量、出力などの性能規格が異なるエンジンをうまく調整していく必要があります。その調整にとても気を使っていますし、うまくできたときはすごく達成感がありますね。

M.Kさん

O.Mさんみたいなこだわりで言うなら、僕は部品を据え付ける位置や角度にすごく気を使います。通常、許容範囲に収まるわずかな誤差ならズレても問題ないのですが、その誤差をなるべくゼロに近づけるようにしているんです。無駄なこだわりに見えるかもしれませんが、自信を持って次の工程に渡せるので最終的にはいいものづくりにつながると考えています。

O.Mさん

私が担当する工程では、完了すればその次はお客さんに引き渡す段階になります。ですから、M.Kさんの「次の工程に自信を持って渡す」ことの大切さは、私も感じています。

泥臭さの中に、
仕事の本質がある

現場の仕事についてどう思いますか?

M.Kさん

「リリーフ」と呼ばれる仕事をしていて、製造中のトラブル対応を任されています。部品がうまく組み立てられない、設備や工具が作動しない、仕上がりがいつもと違う……。高速で流れるラインの中で毎日いろんなトラブルが起きるので、頭の中がパンクしそうになります。そういう意味で、泥臭い役目だと言えるかもしれません。

O.Mさん

先輩から「作業する意味を知ってやらないと、ただの作業になる」と言われたのが印象的でした。小さな作業でも手を抜かず、なぜこの作業をしているのかを常に考える。それが泥臭いけど大切な部分だと思います。

M.Kさん

ラインの仕事は誰でもできるように見えるけど、自発的に考えて動くことの大変さもありますよね。やりようによっては楽をできるかもしれませんけれど、突き詰めていくと奥が深い仕事だなと思います。

O.Mさん

毎日仕事をしていると、ミスやトラブルが起こることはどうしてもあります。私も周りの先輩に質問しようとして作業の邪魔をしてしまったり、作業手順をミスして安全面の注意をされたり、本当にいろんな失敗をしてきました。でもそういう経験をしたから、基本的なことを徹底する大切さを実感できたのだと思います。

コミュニケーションが
職場を変える

仕事の楽しさを感じる瞬間は?

M.Kさん

急なトラブルの対処がうまくできたときは達成感があります。あとはやっぱり、設備だけではなくて人を管理する立場でもあるので、作業者一人ひとりの顔を見て、アドバイスしたり声掛けしたり、そういうコミュニケーションがうまくできたときも、「楽しいな」という気持ちになります。

O.Mさん

わかります!エンジンづくりでは、設備とか機械のことだけじゃなくて、人同士で確認し合うこともたくさんあります。職場でのコミュニケーションもとても大切なことですよね。

M.Kさん

実際、僕らもそうやって仕事を教わってきました。それだけに、今後はもっと働きやすい職場を作っていきたいと思います。「朝、出社するのが嫌だ」と感じないような、楽しく働ける職場づくりを目指していきたいですね。

O.Mさん

個人的な目標でいえば、M.Kさんもやっているリリーフをやりたいと思っています。先輩社員が困っている人を助けている姿は、素直にあこがれますから。そのためには、エンジンの知識をもっと身につけていきたいです。

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