工場の「当たり前」を守る
プロフェッショナル
#縁の下の力持ち

N.Kさん

N.Kさん
木之本工場/2019年度入社/キャリア

K.Kさん

K.Kさん
びわ工場/2018年度入社/新卒

K.Sさん

K.Sさん
びわ工場/2017年度入社/新卒

#縁の下の力持ち #びわ工場 #木之本工場 #新卒#キャリア

工場稼働の「当たり前」を支える縁の下の力持ち、それが保全スタッフの仕事です。迅速な修理対応から、トラブルの予兆を見抜く日々の工夫まで、「生産を止めない」という重要なミッションに挑む彼らの想いを聞きました。

家族や同郷も多い、
アットホームな環境

入社のきっかけや、職場の雰囲気について教えてください

K.Kさん

父がヤンマー・ディーゼル時代から保全の仕事をしており、その姿に憧れたのが入社した理由です。K.Sさんは同じ高校の1学年上の先輩で、家族や同郷の人が多い印象ですね。共通の話題も多く、コミュニケーションがとりやすい職場です。

K.Sさん

私もきっかけは家族でした。2つ上の兄がヤンマーに勤めていて、「いい会社だよ」と勧められたんです。兄は社内の旋盤競技という大会の選手に選ばれ、練習でつくった作品を家に持って帰ってきてました。その作品を見るうちに「自分もこんなことやってみたい」と思うようになったんです。K.Kくんとは年も近いし、仲良くさせてもらってます。

N.Kさん

私は2人と経緯が違って、2019年にキャリア入社しました。前職では、高速道路の電光掲示板や制御盤などを製造する電気関係の仕事をしていたんですが、祖父と父もヤンマーで働いていた縁もあって、今に至ります。

生産ラインを止めない
日々の戦い

皆さんの担当業務について教えてください

K.Sさん

私たちの仕事は、エンジンそのものではなく、エンジンを製造するための「設備」を修理・メンテナンスすること。例えば、鉄を加工する機械や、部品を運ぶベルトコンベアなどが故障した際に、私たちが出動します。

K.Kさん

その中でも、私とN.Kさんは設備の頭脳であるプログラムの編集や更新作業、センサーの交換など「電気系」を、K.Sさんは部品の摩耗や破損といった物理的な「機械系」を担当しています。

N.Kさん

簡単に言うと工場の生産ラインを止めないために、設備の面倒を見ている、修理部隊といった存在ですね。

1分1秒が勝負。
だからこそ面白い

修理対応でおもしろさを感じる瞬間は?

K.Kさん

生産ラインが止まると、お客様に迷惑がかかるのはもちろん、会社の損失につながります。そのため、日々のメンテナンスや、突発的な作業に対応できるよう準備しておく必要があります。

K.Sさん

故障が起きたとき、修理のアプローチって原因や状況に応じて無数にあるんですよ。何が悪いかを判断する力と、それを修理する技術力が伴っていないといけません。

K.Kさん

例えば交換部品がない場合、故障部品を分解して直すのか、一から作り直すのか、別の部品で代用するのかなど、プレッシャーがかかるなかで瞬時に「最適解」を出さないといけません。いまだに難しいと感じていますが、簡単ではないからこそ、挑戦しがいのある仕事ですよ。

N.Kさん

分かります!私も入社当初、周りの先輩の処理スピードに付いていけず度々戸惑っていました。自分の未熟さで挫折しそうになる時もありましたが、先輩方の粘り強い指導もあり、次第に「保全マンとしてもっと成長したい」という気持ちに変わり、今に至っています。

「ありがとう」の一言が
仕事の原動力

やりがいを感じるのはどんなときですか?

K.Kさん

突発的な修理や自分が担当した改善工事によって、現場の方から「K.Kくんのおかげで工数が削減できたよ」と直接声をかけてもらったときは、本当に嬉しくて。生産を支えているのは自分だって思えます。

K.Sさん

K.Kくんの言うとおりですね。「当たり前」を守ることが我々の仕事。もう一つ挙げるなら、機械トラブルの予兆を見抜き、先手を打って修理したときかな。修理のプロとして、トラブルを事前に見抜き、設備の停止時間を削減できたときにやりがいを感じます。

N.Kさん

私も二人と同じですが、現場の方から「ありがとう」とお礼を言われたときが一番ですね。自分の持っている知識や技術が役に立ったと実感できる瞬間です。

「当たり前」を守るための
工夫と成長

日々の仕事の中で工夫していることはありますか?

N.Kさん

修理は1分1秒を争うのでスピーディーな対応が不可欠。交換部品の予備在庫の確保と、その在庫がどこにあるかを全員に共有しています。新しい設備が導入された際には、必要な在庫の調査も行い、「修理ができない」という事態にならないようにしています。

K.Sさん

私は、単に壊れた部品を交換するだけでなく、その原因まで突き止め、再発を防ぐための「ひと工夫」を加えるようにしています。設備がより長持ちし、生産効率の向上に貢献できればと考えています。

K.Kさん

まだまだ若手なので、「次の一手を早く判断する」ことを心がけています。先輩たちを参考にしながら、いずれは一人で生産ラインを左右するような場面でも、素早く的確な判断と作業ができる存在になれればと思います。

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