現場主義で挑む、
エンジン開発の最前線
#現地現物にこだわる開発者

Y.Tさん

Y.Tさん
開発試験/2017年度入社/新卒

M.Tさん

M.Tさん
開発試験/2019年度入社/新卒

#現地現物にこだわる開発者 #開発試験 #新卒

憧れを仕事に、未来のエンジンを創り出すヤンマーパワーテクノロジーの開発者たち。それぞれの想いを胸に、日々エンジン開発に挑んでいます。数値やデータだけでなく、人間が持つあらゆる感覚を駆使した評価や、チームで築く信頼関係を大切にする彼らが語る、仕事のやりがいやエンジンの未来について聞きました。

憧れを仕事に、
開発にかける二人の思い

エンジン開発に携わる中で、大切にしていることは?

Y.Tさん

私は小さい頃から乗り物が好きでした。大学で内燃機関の講義を受けたことがきっかけでエンジンに興味を持ち、エンジンの研究室に入りました。ヤンマーに入社したのは、エンジン開発に幅広く携われる点に魅力を感じたからです。現在はガスエンジンの開発試験評価を担当しています。試験業務はエンジンの性能をチューニングする適合業務と、耐久性、低温始動性、騒音、振動、強度など評価する機能評価の2パターンがあり、私は主にガスエンジンの機能評価の業務を行っています。

M.Tさん

私は地元がヤンマーの工場に近く、子どもの頃からヤンマーの農機が動いているのを見て育ちました。地元で農業に関われる仕事がしたいと思い入社し、今はY.Tさんと同じグループでガスエンジンの試験評価を担当しています。試験部は開発フェーズにおける「最後の砦」。量産移行前に「問題があれば自分たちが止めなければ」という意識を常にもっています。

Y.Tさん

試験では、データを分析してさまざまな角度からエンジン性能をチェックしています。さらに、私たちは人間が持つあらゆる感覚(視覚、聴覚、嗅覚、触覚)を使った評価も大切にしています。

M.Tさん

お客様は数値だけでなく、作業機を運転された時の匂いや、振動が大きすぎないかといった実用的な部分も評価されます。データ上は問題ないけど、匂いや音などにも目を光らせています。

技術を磨き仲間と築く、
信頼のエンジン

この仕事でやりがいを感じる瞬間は?

Y.Tさん

難易度の高い開発を経て、商品化されたエンジンがお客様の手に届く瞬間に大きな達成感と誇りを感じます。特に、自分が開発した試作エンジンをフォークリフトに搭載し、自分で運転して評価したことは今でも覚えています。自分の手がけたエンジンが動く瞬間はワクワクしましたし、直接お客様から感謝の言葉をいただけたので、とてもやりがいを感じる仕事でした。

M.Tさん

この部分だけというのではなく、幅広く携われるのが大きな魅力ですよね。私は入社当初、業務範囲の広さに戸惑いましたが、先輩方がとても親切で、丁寧に教えてくれたことを今でも覚えています。こうした環境だからこそ、安心して仕事に向き合うことができます。

Y.Tさん

私も先輩方から丁寧に教えて頂いたので、M.Tさんに対しても分かりやすい表現で伝える様に努力しています。チームワークでは、現場で感じたことをすぐに共有し試験効率を向上させるだけでなく、エラーによる危険な状況を防ぐためにもコミュニケーションを重視しています。仕事の話以外にもプライベートの話も気軽にできるくらいの関係性を築くようにしています。

M.Tさん

「週末に何をしていたか」「旅行先のどこが良かった」など、なんてことない話ですけど、それが良いコミュニケーションになっています。

未来のエンジンを仲間とつくる

今後の目標や後輩へのメッセージをお願いします

Y.Tさん

入社以来、ガスエンジンやガソリンエンジンの評価に携わってきましたが、今後はヤンマーの主力機種であるディーゼルエンジンの知見も広げていきたいです。

M.Tさん

職場の中では、私が一番若手ですが、後輩が入ってきたときには、先輩方から教わったことをしっかりと伝えられるようにしていきたいですね。ヤンマーに入社すれば、普段触れることのないエンジンを自分で分解・組み立てし、貴重な経験を積むことができます。エンジンや機械が好きな人には、最高の環境だと思います。

Y.Tさん

街中で自社の製品を見かけると、胸が熱くなります。先日、子どもに「あのトラクターのエンジンは、お父さん達がつくったんだよ」と話したら、誇らしげな顔をしてくれて。身近なところで自分の仕事が誰かの役に立っていると実感できるのが、何よりのやりがいです。

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