7. A/Bモード自動切換えスイッチ⑧を押し、A/B AUTOランプ⑨を点灯。
8. 作業機昇降SW操作で、作業機の昇降とともにA/Bモードが切替わります。
いま日本全国で、新しい農業が始まっている。
規模拡大や法人化、複合化を視野に…という営農ビジョンを持つ農業者はもちろん、自分の時間や家族との時間も大切にしたい、とにかくカッコよく農業をしたい、ガンガン働いて、ガンガン遊びたい…。そんな農業者も増えている。
10人の農業者がいれば、10通りの営農ビジョンがあり10様の農業スタイルがある。
そしてこのようなビジョンの実現に大きく影響するのが効率・精度・コストダウン・労力軽減といった“農作業”の成果だ。
ヤンマーYTトラクターは、そんな様々なオーナー様の想いを実現するための強力な助っ人として、2015年に登場。
かつてないほど斬新なプレミアムデザインに、先進の機能・装備・仕様を搭載し、様々な作業機とのベストマッチを極め、農作業の、新たな1ベージを開いた。
そこで今回は、YTトラクターと作業機との出会いによって生みだされる新しい農作業の魅力を、メーカー担当者の視点で特集した。
「YT トラクターが作業機を活かす!作業を変える!」新しい日本の農作業がいま、ここから始動する。
エンジン回転と車速の上限を2通りのパターンで設定できます。
作業に合った「A」「B」2つのエンジン回転数と最高速度を設定しておけば、作業機を変えたときも面倒な設定がいりません。
「A」に作業速度、「B」に旋回速度を設定。さらに「A⇔B自動切替え」を使えば、安心・省エネ旋回ができます。
1. エンジン始動後、主変速レバーの右にある①のボタンを押し、メーターの②『Aモード』を選択する(暗転)。
2. ③のスイッチを左側にし、④の設定ダイヤルをまわして、最高速度を『8.0km/h』に設定(②表示のとおり)。
3. ③を右側にし、④の設定ダイヤルをまわして、最大エンジン回転数を『1800n/min』に設定(⑤)。
以上でAモード【作業速度】の設定が完了。
4. 主変速レバーの右にある ①のボタンを押し、メーターの⑥『Bモード』を選択する(暗転)。
5. ③のスイッチを左側にし、④の設定ダイヤルをまわして、最高速度を「3.0km/h」に設定(⑥表示のとおり)。
6. ③を右側にし、④の設定ダイヤルをまわして、最大エンジン回転数を『1500n/min』に設定(⑦)。
以上でBモード【旋回速度】の設定が完了。
7. A/Bモード自動切換えスイッチ⑧を押し、A/B AUTOランプ⑨を点灯。
8. 作業機昇降SW操作で、作業機の昇降とともにA/Bモードが切替わります。
3つのモードが選べ、ニーズに合わせた作業モードを実現します。
負荷が小さいときはエンジン回転が自動で下がり、燃料を節約できます。
負荷が大きいときはエンジン回転が自動で上がり、作業効率を維持できます。
負荷が大きいと自動で減速し、エンジン回転を維持。負荷が回避されると元の車速に自動復帰します。
ほ場条件や作業に応じた最適速度が選べ、時短・コスト抑制に貢献。変速ショックがなく、きれいに仕上がります。
トラクターと作業機が双方向に通信。より一体感のある作業で操作性、効率において作業者の負担を軽減します。
ローダの操作レバースイッチで、エンジン回転や最高速度の調節ができます。
CANでエンジン、メーター、トランスミッション、ヒッチなどが接続され、統合制御して、より一体感のある作業を実現します。
機体の傾きを感知して作業機を瞬時に水平制御。作業機を下ろしたまま傾斜地で旋回しても、美しく均平に仕上げます。
傾斜地で隣接耕を行ったときのつなぎ目を、なめらかに仕上げる作業などに便利です。
軟弱田での代かき作業など、作業機が下がり過ぎないように制御します。
レーザーレベラー装着時の高さ調節に便利です。