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YTトラクターが作業機を活かす!作業を変える!粗耕起

スタブルカルチでの粗耕起を変える!負荷の大小に関わらずすき床をラクにキレイに仕上げる

【メーカーの目】“パワーモード”でスムーズな耕起を実現する スタブルカルチ MSC8PYHL

山本 誠さん

スガノ農機株式会社 福山営業所

スタブルカルチで行う粗耕起作業には、有機物を土壌に粗混和し微生物を活性化させ、腐植を促進し、作土の乾燥もうながす効果があります。しかし従来、条件の悪いほ場のスタブルカルチは、常に後ろを振り返り、ほ場の仕上がりを見ながら操作する必要がありました。そんなとき、YTトラクターe-CONTROLの“パワーモード”が活躍します。
パワーモードは、車速を一定にしながら、負荷に応じてエンジン回転数を制御。そのため、ある程度トラクターに任せたスムーズな耕起作業が期待できます。オペレーターはラクになるということです。

安定したすき床を効率良くつくる!

パワーモードは、通常のドラフト機能(リフトロッドの上下コントロールで行う機械的制御)と違い、車速を維持したままでエンジン回転数を負荷に応じて自動制御するため、多少凸凹のあるほ場でも、すき床が安定します。弊社のスタブルカルチは、時速5kmから7kmの高速作業でロータリー耕よりも深く耕起できます。なので、当該機とYTトラクターを組み合わせて使用すると、安定したすき床を効率良くつくることができるのです。
担い手農家の皆様には、ほ場の面積、状態や天候によって作業時間が限られる場合でも、この組み合わせだと高精度かつ短時間に仕上げられることをメリットとしてご提案しています。

高精度な粗耕起で、理想の作物づくり

粗耕起は良い作物をつくるための土台づくりです。スタブルカルチを使用していつもより1、2cmでも深く耕起することで、作土層が深くなり根張りを向上させ、病気に負けない作物づくりが期待できます。ぜひYTトラクターとともに弊社のスタブルカルチをご活用していただきたいと思います。

YTとのベストマッチ作業機「スタブルカルチ MSC8PYHL」

  • ロータリー耕よりも深く耕起でき、時速5~7kmでの高速作業が可能です。
  • PTOの不使用と高速作業による時間短縮で、燃料代が節約できます。
  • ロータリー耕の前に粗耕起すると、ロータリー耕の負担と爪の消耗を軽減できます。
適応トラクター 標準耕深 標準耕幅 標準作業速度 メーカー希望小売価格
(8%税込・円)
YT463/470(50~70PS) 10~30cm 250cm 4.0~8.0km/時 839,160

2016年1月発行「トンボプラス7号」より転載

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