藤澤 龍也さん
株式会社タカキタ 営業本部 本州営業部 営業課 課長
株式会社タカキタ 営業本部 本州営業部 営業課 課長
集草作業の仕上がり状態は、梱包効率を左右する重要なポイントとなります。弊社のツインレーキと、YTトラクターにはそれに応える機能が備わっています。
まず、ツインレーキにはトラクターへの追従性が高く、旋回しながらの作業もスムーズに行えるフリースイング機構を装備しています。これと合わせてYTトラクターの無段変速トランスミッションを活用すると、ワラや牧草の状態を見て、簡単に最高速度を設定できます。
また、A/Bモードで作業速度/旋回速度を設定すると、スイッチひとつで旋回できるので、作業がスムーズで効率もアップします。
変形・小区画ほ場でも効率の良い作業ができます。水田の稲ワラ集草時も、ほ場の四隅まで無駄なく作業が行えるとお客様からも好評です。
集草は牧草地など起伏のある場所でも行うことがあります。そんなときは、YTトラクターのe-CONTROL“車速減速制御”が活躍します。車速減速制御は、負荷が大きくなると自動で車速を減速して、PTO回転を維持します。そのため、均一な集草作業が、面倒な操作なしで行えるようになります。また、当該機には作業幅可変機構を装備しているため、ワラ・牧草の収量やほ場の形状に合わせて理想的な集草が可能です。このように集草が均一かつスムーズにできると、その後の梱包作業も効率良く行え、トータルの作業時間の短縮が図れます。
コストを抑えた高能率作業が求められる現在、弊社のツインレーキとYTトラクターは多くのお客様に喜んでいただけるベストマッチだと思います。
適応トラクター | 作業幅 | 作業能率 | メーカー希望小売価格(8%税込・円) |
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YT463/470(50~100PS) | 390~455cm | 4~8分/10a | 1,706,400 |
2016年1月発行「トンボプラス7号」より転載