社員インタビュー

高橋 周平 東京支社 エンジニアリング部 施工技術第2グループ 2015年入社 工学部 電気電子工学科卒

Q1ヤンマーエネルギーシステムに入社した理由は?

電気は私たちの暮らしに欠かせないものだけに、多くの人に貢献できる分野です。私は再生可能エネルギーである太陽光発電に高校の時から興味を持ち、大学は電気電子工学科に進みました。就職は、電力会社にこだわって活動。しかし、中々思うような結果が出ず悩んでいると、大学の教授からコージェネのことを教えてもらい、「電力会社以外にも発電に関われる企業があるから探してみたら」とアドバイスをもらいました。

そうして出会ったのがヤンマーエネルギーシステムです。コージェネの開発、販売、エンジニアリングからメンテナンスまで幅広く取り組んでいるところに魅力を感じ、入社を決めました。

Q2現在の仕事内容は?

システムの設計および現場の施工管理が主な仕事です。まず発電設備を検討するために現地へ赴き、お客様と打ち合わせをして仕様や運用を決定します。受注後、現地へ機器を搬入据付し、配管工事および配線工事を施工してシステムが稼動できる状態になったら、試運転を実施。お客様の要求仕様を満足していることを確認して引き渡します。運用開始後はメンテナンス部門へ引き継ぐといった流れです。

こうした一連のエンジニアリング業務について、お客様との打ち合わせに初めて参加した時のことは今でも忘れません。いろいろ質問を投げかけられたのですが、知識が不十分なので頭が真っ白になり、帰社して先輩に教えてもらおうと思っても、聞かれた内容すら覚えていない状態。上司から「ひるまず場数を踏むことにより、知識が身につく」と言われ、再度打ち合わせの場に同行しました。必ずメモを取るよう上司から指導があり、必死にメモを取ったのを覚えています。

お客様とも積極的に対話して関係を構築し、聞き漏らしても後から電話で確認することにより、二度目は打合せ内容を理解することができました。スパルタではありましたが、上司が愛情をもってしっかりバックアップしてくれたのは嬉しかったですし、仕事もそのぶん早く覚えられたと思います。

Q3ヤンマーエネルギーシステムならではの仕事の魅力は?

1年目から10年目社員と同じように物件を担当させてもらえるところです。営業が見積もった予算をもとに、どの協力会社にいくらで依頼し、どういう部材を手配するかといった人やお金にまつわることは、担当者が計画を立案します。正直、1年目の時には「新人にこんなに大きな仕事を任せていいのか」と驚きました。相当な責任と重圧があるものの、裁量を与えられていることでモチベーションは上がりますし、その過程で苦労したことは忘れません。貴重な経験をさせて若手を育てようという会社の度量には敬服します。

Q4仕事のやりがいを感じたエピソードは?

最初の担当物件で、施工が終わって現場でエンジンが始動した時には、気持ちが高ぶりました。もちろん試験場でエンジンが運転しているのは見ているのですが、はじめは覚えることが山ほどあったので、現場で協力会社にきちんと指示できていたかどうか、そして自分が検討した施工に問題がないか、不安だったのです。緊張の中、軽快なエンジン音を聞いた時は、ほっとしました。エンジンを始動させる瞬間は毎回緊張するのですが、ちゃんと動いてくれる度に「一つの仕事をやり切った」と達成感を感じます。

Q5今後のキャリアプランは?

地球温暖化による環境問題が取り沙汰されて久しいですが、電気は生活に不可欠なエネルギーなので、環境負荷を低減する方法を模索しなければなりません。天然ガスを燃料とするヤンマーエネルギーシステムのコージェネは環境に優しいため、需要が高く供給が追いついていませんが、今後はさらに設置数を増やし、エネルギーを無駄なく使う省エネ社会の構築に貢献していきたいです。

私の目標は、現場で「どうしたらいい?」と聞かれても「こうもできますし、別の方法もあります」と即座にベストな提案のできる憧れの先輩のようになることです。まだまだ、知識不足ですが、いずれは私も経験を重ね、さまざまな質問に的確に応えられる、優れた現場対応力をもつエンジニアになりたいですね。

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