厳しい労働を、快適な労働へ。誰もが気持ちよく働いて安定した収入を得ると同時に、自然と共に心豊かに暮らせること。
- 危険な仕事からの解放
- 作業の省力化、効率化
- 新たな価値創出による安定的な収入
- 災害に強いまちづくり
海難事故未然防止へ
エンジン連接棒ボルトの締付状態の確認用「タイトニングチェッカー」の開発
エンジン連接棒ボルトの締付状態の確認用「タイトニングチェッカー」の開発
ヤンマーパワーテクノロジー株式会社
海難事故の多くはヒューマンエラーから引き起こされるものであり、事故を防止することが困難な状態でした。一方、人による判断が困難な場合はそれをサポートする技術が必要不可欠であり、テクノロジーの進歩が安全を握るカギになります。
ヤンマーホールディングスのグループ会社であるヤンマーパワーテクノロジー株式会社(以下、ヤンマーパワーテクノロジー)は、海難事故につながるエンジンの事故原因の一つである連接棒ボルトの締め付け不良に着目しました。従来は、ハンマーによる打音検査で連接棒ボルトの締め付け状態を確認していましたが、熟練の技能が必要なうえ、結果を定量化して記録に残すことはできませんでした。
そこでヤンマーパワーテクノロジーは、舶用エンジンの主要部品である連接棒ボルトの締め付け状態を確認できるタイトニングチェッカーを自社製エンジンの調査を通して開発しました。このタイトニングチェッカーは、保全作業時の連接棒ボルトの締め付け状態を非熟練者でも容易に確認でき、定量化された結果を記録に残して管理することができます。
日本における船舶の安全担保は、船舶安全法により船舶所有者自身に義務付けられています。しかしながら、ヤンマーパワーテクノロジーとヤンマーエンジニアリングでは、販売後のエンジンの保全にはメーカーによるサポートが重要であると考え保全業務に貢献する取り組みを進めています。今回開発したタイトニングチェッカーを活用して、お客様の生涯価値(ライフサイクルバリュー)を高めることに貢献します。