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ジャパンインターナショナルボートショー2016出展を記念してプレミアムマリンウェア(非売品)を抽選で10名様にプレゼントいたします。(応募受付期間は2016年5月31日17:59まで)
2016.03.22

連日賑わいを見せたヤンマーブース。接客対応の合間を縫って、今回のボートショー出展に込められた想いを聞きました。お話いただいたのはヤンマー舶用システム営業統括部から足立祐樹さん、同東日本営業部から網屋文武さん。コーポレートブランディングとも連携する本社と、日々お客様と接する現場の声、異なる視点から語ります。
■ジャパンインターナショナルボートショーとヤンマーの関わり

――ジャパンインターナショナルボートショーとヤンマーの関わりから伺います。ヤンマーのマリン事業において、同イベントはどのように位置付けられているのでしょうか。
網屋文武(以下、網屋) ヤンマーが1983年の国際ボートショー(現・JIBS)に初出展してから今回が34回目の出展です。日本国内で最大級の国際ボートショーで、JIBSを皮切りに関西や中部、九州など各主要都市で順次ボートショーが開催される流れができていることもあり、各社製品の情報発信やPRはもちろん、ヤンマーだけではなくボート業界全体でムードを作っていく場でもあります。
足立祐樹(以下、足立) 50,000人規模と来場者数もほかの都市とは段違いですし、メディアの注目も高いです。
――会場を回っていると、今回展示しているEX30B、EX38ともにフィッシングに特化していることは、ヤンマーブースの大きな特徴だと感じました。
網屋 総トン数20トン未満の小型艇に部類するプレジャーボート、それもフィッシングに特化していることで、当然ですがボート好きの方の中でもフィッシング利用の方に多く来場いただいていますね。
足立 ターゲットユーザーと直接コミュニケーションを取れる場としての側面も大きいです。
網屋 それと私たちはもともとディーゼルエンジンのメーカーですから、自社工場で建造し、自社製のエンジンを搭載している船というところも売りのひとつですね。
■EX30BとEX38ともに、細部までこだわりぬいた「艤装提案」として展示

――ブースでのお客様とのコミュニケーションはどういった内容なのでしょうか。
網屋 ひとつは商談です。中にはJIBSではじめてボートをごらんになって、その場で購入を決める方もいらっしゃいます。この話をするとみなさんビックリされますが(笑)
――たしかに! 多くの方はすでにオーナーになられた方。
網屋 そうですね。買い替えの時期でいらっしゃるお客様や、新規に購入を考えていらっしゃるお客様などであれば具体的な話になります。しばらく会えてないお客様もここに来たら(網屋さんが)いるだろうと、顔を出してくださる方もいますね。
足立 カタログだけでは見られないものをお見せできるので、オーナーさんにとっての新しい発見はあると思います。通常は購入いただく際にお客様の希望をうかがい、それに応えていく作業ですが、JIBSでは私たちからこんな装備はどうですか?と提案できるので、それを楽しみに来てくれる方も。
網屋 ヤンマーマリンブログや艤装例でも更新してますが、そういった日々の積み重ねと、今後のトレンドを見据えたドレスアップをして出展しています。
足立 特に今回は新艇の展示ではないので、車の世界に例えるなら「東京モーターショー」ではなく「東京オートサロン」に近い。カスタムですね。
――なるほど。それでは艤装にもこだわった今回展示の二艇について、少し具体的に教えてください。
網屋 EX30Bに関しては「ヨーロピアンテイスト」。バリバリのフィッシングというよりは海に出てのんびり釣りをしたい、クルージングに近い楽しみ方もできる。夏でもすごしやすいように日陰を作る設計がされていたり、冷暖房などの設備、内装自体もくつろぎながら良い雰囲気で釣りを楽しめるようなテイストで。
足立 ヨーロッパではトローラーと呼ばれるカテゴリのボートがありまして、イタリア・ヴェニスの海上タクシーのようなタイプですね。サイズもEX30Bと同等で、家具一式入れて過ごす、そんな楽しみ方をイメージしています。
――キャンピングカーみたいですね。EX38はいかがですか?
足立 対極なんですよね。
網屋 マニアックと呼べるくらいに、フィッシングにこだわったカスタム要素を盛り込んでいます。自社製品に限らず。もともとフィッシングクルーザーとして海での釣りを本格的に楽しめる機能、居住空間を持ったポテンシャルの船ですが、オーナーさんが1人でも楽しめるような、それこそ最新のオートパイロットなどの機器類で固めています。
今回のJIBSで特徴的なのはEX30B、EX38ともになんですが、船の外側にも航海計器がついている。航海計器は車で言うところのカーナビみたいな機器ですが、デッキでも操船ができる。釣りをしながら運転に必要な情報を得て、操作ができる。釣りをしない人であればまったく興味がない、下手をすると邪魔ですらある。でも本当に好きな人にはこれなんですよ、という提案をしました。
――艤装の提案ひとつとっても、オーナーさんのニーズを汲み取る能力が求められそうです。
網屋 購入いただくお客様とのコミュニケーションは、形のない状態からイメージを伝えていただき、それを私たちのテクノロジーや経験とどう合致させるか、当然難しさもあります。だからこそこういった場を使って、お客様にイメージいただくことはとても大切だと考えています。

――今回出展されてみての手応えはいかがですか? お客様の反応は?
網屋 目的を持って来られた方と商談になったケースもありますし、1年ぶりくらいにあった方とは今後の釣りをどう楽しむか、ライフスタイルの方向性について話し合ったり。
足立 ボートショー自体を楽しみにいろいろなブースを巡っているようなお客様は、FLYING-Yを目印に「自社エンジンのヤンマーだよね」というところでお話いただいてますね。それと繰り返しになりますが、フィッシングボートとして。
網屋 毎回足を運んでくれるお客様もいらっしゃいます。4年前はこんな展示だったよね、と。常に新しい提案をしていきたい。誰でも見られる形で展示していくのはリスクもありますが、フィッシングボートの枠組みの中ではほかには負けないという意思表示としても。常に新しいものを提案し続ける。それがブランド力につながる。チャレンジし続けないと。
――JIBSで打ち出したメッセージをどのように受け止めてほしいですか?
足立 やっぱりディーゼルエンジンのナンバーワンメーカーであって、マリンではフィッシングボートで確固たる地位を確立していきたいですね。
網屋 私も同じです。そのうえで幅広くカスタム要素に応えられるメーカーであることも要(かなめ)にしたい。
足立 エンジンやたしかなボートの性能のさらに付加価値をつけてお客様に満足いただき、長くお付き合いできるようになる。
網屋 使い方、見せ方からもプロデュースするように提案できればと。

今回はジャパンインターナショナルボートショー2016の会場から、現地レポートと担当者インタビューをお送りしました。エンジンを中心としたヤンマーのテクノロジーは、農業をはじめ多くのソリューションを提供しています。マリンプレジャーボートは海のヤンマーを象徴するひとつの事業領域です。これからもヤンマーだからできる製品、サービスをお届けし、みなさんのマリンライフの充実に努めます。

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