2022.09.30

ユーザー投稿から見えた、ヤンマー製品への信頼と愛情

2022年2月15日~28日にヤンマー公式Twitter で開催された「#みんなのヤンマーみせてキャンペーン」はご覧いただけましたでしょうか。
※本キャンペーンの募集はすでに終了しております。

こちらは、ヤンマーファンの方々に、日々ご愛用くださっている製品やミニチュアの写真や動画を「#みんなのヤンマーみせて」というハッシュタグをつけてTwitterに投稿いただき、その投稿を皆さまで共有し合い楽しんでいただきたい!と実施しました。

キャンペーン開催中は200件以上の投稿が寄せられ、昔のレアな製品や情緒あふれる美しい写真などを投稿いただきました。現場でのヤンマー製品の姿と活躍を知ることができるのはもちろん、Twitterを通してお客さまからのヤンマー製品への信頼や愛情を感じられ、嬉しく誇らしい気持ちが高まりました。

今回はその中から、ヤンマーのアグリ事業部担当者と建機事業部担当者が気になった投稿をピックアップし、コメントを交えながら紹介していきます。ぜひお楽しみください。

<コメント>
ヤンマー建機株式会社 営業統括部 販売促進部 小野美帆(オノ ミホ)
ヤンマーアグリ株式会社 営業統括部 プロモーショングループ 有南未穂(アリナミ ミホ)

「みんなのヤンマー」を見ていこう!

建機事業部の小野さんが選んだ4つの投稿はこちら

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小野:左上の写真は1978年から1982年に生産された「YB1200SS」。お写真のモデルが現役であれば半世紀近く活躍していることになります。こんなにも長い期間愛用いただいて嬉しいですね。

YB1200シリーズは、1975年に初登場し、エンジンをボンネットの中に収めた低騒音化、360度全旋回、ブームスイング、ブレードを装備した今のミニショベルの基本形となった機械です。

機種名のSは静音タイプであることを示していて、徹底した防音設計で振動や騒音を大幅に抑えることに成功し、快適性を大きく向上させたモデルでもあります。

左下の製品写真に並ぶカタログは「男同士だ 兄弟だ!」というキャッチフレーズがなんとも味がありますね。ミニチュアは人気の高い精緻なダイキャストタイプですね。なかなか世に出回っていない大変レアなものだと思います。納車時のカタログやノベルティを製品と共に長く大切にしていただいていることが感じられる、とても嬉しい投稿です!

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小野:ヤンマーの人気定番機種「ViO30」。お写真からミラー、ライトがカスタムされて愛着を持って頂いている様子が伺えます。かつては人力で処理していた大変な作業も、今は機械化が進み、一台で何十人分の馬力と動きでこなしてくれます。そんな一緒に働いてくれる仲間として心強く思ってくださる気持ちが「うちの稼ぎ頭!!」という短くも強い言葉から伝わってくるようです。

ここで豆知識をお伝えすると、現在は業界全体のスタンダードになったヒップを丸くするデザインは、ヤンマーが業界で初めて採用しました。

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ヒップの角ばった形状を丸くすることで、旋回中も安全な作業を確保するというアイデアは、発案当初は前例がなく開発に苦労したと聞いています。しかし開発担当者の「絶対に使いやすくなる」という自信と熱意と行動力で実現し、今ではそれが基本仕様になるほど、使う人から必要とされる機能となりました。

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小野:こちらは、ミニショベル「B4Σ(シグマ)」が活躍する姿。「B4Σ」は二段ブームが特徴です。名前の「Σ」はこのブームとアームの形状から付けられていて、操縦席のまわりへバケットがぶつかるのを機械式に回避するヤンマー独自の技術です。このブームには今もファンが多く、中古でも良いからと探されるお客様もいらっしゃるほど、強い人気がある機種になっています。

投稿では、建設現場でなく農業でお使いいただいているようですね。「埋まっちゃた。」とあるので、奥に見えるコンバインを牽引して救い出そうとしているのかな? など、いろんな想像が膨らみます。

現場でのトラブル時に活躍する「B4Σ」の姿を見ることができて嬉しくなりました。

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小野:黄色のホイルローダーに乗り、斜めに微笑むおもちゃのおじさん人形がとても可愛いお写真!優しそうなおもちゃのおじさんのチョイスが何とも素敵で、楽しく遊んでいる風景が浮かびます。投稿者さまのコメントから、息子さんのお気に入りのおもちゃになっているのかなと嬉しく思います。

このミニチュアは「V3-7S」。ホイルローダーは主に土砂や砕石をダンプカーに積み込むときに使われますが、ヤンマーのローダーはコンパクトで、住宅地の除雪作業や農業・畜産などあらゆる場面で活躍します。

息子さんにも、いつか本物のホイルローダーに乗っていただきたいですね。

 

アグリ事業部の有南さんが選んだのはこちら!

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有南:春夏秋冬ヤンマー製品が活躍する写真が四季になぞらえ4枚もあることが嬉しく、ピックアップさせていただきました。春は田植え、夏は除草、秋は刈り取り、冬は除雪と通年活躍する姿が写真を通して感じられます。

農業機械は開発担当が企画・設計した内容をもとに工場で生産し、営業担当がお客さまの元へお届けしてから整備担当がメンテナンスをし…と、たくさんのヤンマー社員が携わっています。

ヤンマー製品がお客さまの“相棒”となっていたらいいな…という、我々が頭で思い描いたイメージ通りのラインアップとお写真で感激しました!

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有南:広い青空と眩しい黄金の稲穂、山の稜線と共に走るコンバイン「YH462A」。カタログで使用させて頂きたいぐらい素敵なお写真です!

必要とされるタイミングで問題なくコンバインが快走している。その一瞬を切り取った写真から、この「YH462A」が大切に使用されていることが伝わります。また、「いつもありがとう」という言葉から、購入時だけではなく、トラブルがあった時のサポートやアドバイス、そうではない時にも定期的なメンテナンスや日々の作業への提案など、営業担当との密なつながりが感じられるのも嬉しく思ったポイントでした。

ヤンマーの販売コンセプトの中に「お客様の手を止めない」というものがあります。お客さま第一に、販売することよりもまずは現場の問題を引き出し、共に解決することを優先する姿勢を大切にしているので、製品とヤンマー社員への信頼があってこそのコメントだと感じられる、とても感動的なツイートでした…!

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この写真のお子さまが、いずれは一人で田植機に乗って作業している様子が見られればいいな…と思ったお写真です。農業を通して生まれる家族の絆、その時々の美しい思い出になるであろう瞬間が感じられるこの投稿を選びました。家族で過ごす時間ともなる素敵な仕事であり、そこに製品という形で関われていることに改めて喜びを感じます。

製品の乗り換えも大きな決断だったと思いますが、商品、セールス共にとてもご満足いただけている様子も嬉しいですね…!

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有南:まずは、大切にメンテナンスしながら40年もご愛用くださって本当にありがとうございます!

こちら、かなりの長期使用かつ今も現役だという運搬車だと思います。なにせ半世紀近く前の製品にも関わらず、外側は錆びてしまっていますが、中のエンジン部分はしっかり活躍しているのがすごい!

作業内容や機械にもよりますが、通常の農機はフル稼働で使い続けた場合、5~10年ほどで買い替えを検討されます。日々の作業後は泥をきれいに落として乾かして、こまめな手入れが必要なので、ここまで長く愛用してくださっているのは嬉しい限りです。お仕事と機械への大きな愛がなければこのお写真はありえませんね。

また、手入れを続ければ40年もヤンマー製品は働き続けられるという証ともなるツイート。ヤンマーとしては、この製品の引退までご愛用いただけたら嬉しいという気持ちと、次世代機にも同じように長くお仕事を支えていってほしいという思いです。

こんなに愛していただいて、本当に有り難いことです。心からありがとうございます!

「#みんなのヤンマーみせて」を通して

Twitterでの本キャンペーンを通して、改めてお客さまとヤンマー製品との信頼関係を感じることができ、ありがたい気持ちでいっぱいです。お客さまとヤンマー製品が一緒に過ごした長い時間と、働く仲間としての厚い信頼と愛情を感じることができ、背筋が伸びる思いになりました。

上記でご紹介した投稿以外にも、たくさんの皆さまのヤンマーを投稿いただきました。

「#みんなのヤンマーみせて」の他投稿はこちらからご覧いただけます。ご応募いただいた皆さま、ありがとうございました。

今後もこのように、自身の製品を皆さまのアカウントでシェアすることで、SNSのタイムラインがヤンマー製品の投稿でいっぱいになれば嬉しいです。また、SNSなどで「こういうキャンペーンをしてほしい!」などのお声があれば、積極的に実現していく予定です。製品を投稿するだけでなく、皆さま独自の工夫やアピールを集めた企画もできたら楽しいですね。

これからもヤンマーファミリーとしての時間を楽しんでいただければ幸いです。

 

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