設計工事部 課長 T.Iさん
挑戦する社員たち
まちの復興を見つめ
建築の道に
未知の世界へと飛び込み
全国の農業施設づくりへ
設計工事部 課長
T.Iさん
震災体験から始まった
建築への興味とあこがれ
中学2年生のとき、神戸市長田区で阪神・淡路大震災に被災し、仮設住宅での生活を余儀なくされました。新たに家が建っていき、街がどんどん復興していく様子を間近で見ているうちに、「建築の仕事っていいな」と興味を持つようになったんです。その後、大学で建築を学び、地元・兵庫県の不動産会社に就職。10年以上にわたり設計・施工、企画業務にも携わりました。
夢を実現して湧き出た好奇心
そして新たな挑戦へと進む
当時掲げていた目標は、「自分の家を自ら設計し、建てること」。その夢は前職で達成できましたが、今度は「新しい世界を見てみたい」との気持ちが芽生えてきました。一方、妻の実家が持つ畑をいずれ引き継ぐつもりで、トラクターで畑を耕したり、子どもと収穫を手伝ったり、農業に取り組みはじめていたんです。そんなとき、建築の経験を活かしながら農業にも関われる仕事があると知り、YGSへの入社を決意しました。
自らの成長を実感できる
スケールの大きなプロジェクト
設計から施工までトータルで担い、毎日100人以上の協力業者の方々と進める大きなプロジェクトもあり、建築だけでなく機械・電気・設備…と工種も多岐に渡り、知的好奇心が尽きる事はありません。そのスケールの大きさから、難しい局面にも遭遇しますがその都度周囲の協力を得て乗り越えられるよう、施主や管理者だけでなく協力業者の方々との交流・関係づくりは本当に大切にしています。完工する度に自らの成長を実感できる環境だと思います。
やりたいと思った事が実現できる
風通しのよい企業風土
現場が進むまでイメージできなかった施設の3D化(BIMモデル化)を進めたり、協力業者の方々の作業報告を簡単にする電子化システムを作ったり、全国に散らばる社員同士の交流の場とすべく「社内SNS」を立ち上げたり…と、自分がやりたいと思った事に「いいね」と賛同してくれる人が居て、それを実現できる風通しのよい企業風土も非常に魅力的だと感じます。
ここでしかできない出会いと
経験から新しい世界へ
元々何でもできた人かのように書きましたが、私自身本当に何も知らない所からスタートしましたし設計工事部のメンバーは全員、農業とは縁のない業界から飛び込んできて、それぞれの特性を活かして業務に取り組んでいます。
普通の工場を建てるのではなく「農業の根幹を担う施設」を全国に建てる、という大きなプロジェクトの数々に、新しい仲間と共に挑戦し続けたいと考えています。