九州支店 R.Fさん
挑戦する社員たち
「流通の裏側を知りたくて 」
人と機械をつなぐ仕事に携わる
理系出身の営業パーソン
九州支店
R.Fさん
人との関わりを求め、新天地に決め手は未知への好奇心
地元九州の高専を卒業した後は、大手時計メーカーの鹿児島工場で、腕時計の部品製造を6年半続けました。ただ、黙々と一人で作業を続ける毎日に違和感を持つようになり、「もっと人と関われる仕事に就きたい」と考えて転職を決意しました。その後、土木関係の仕事を経て、YGSの九州支店で働くことに。特に興味をひかれたのは、現在の仕事でもある野菜や果物の選別でした。「ふだん目にするスーパーの商品は、どんな過程を経て店頭に並ぶのか」という流通の裏側を知りたくなったんです。
機械工学の知識を活かし現場の課題解決へ
現在は九州支店で宮崎・熊本・鹿児島を担当し、選別機の販売から導入後のフォローまで、幅広い業務に取り組んでいます。「高専出身なのになぜ営業職を?」と思われるかもしれませんが、人と関わる仕事の方が自分に合っていると実感しています。もちろん高専で学んだ機械工学の知識は、提案やトラブル対応などの場面で大いに役立っています。
効率的な流通を支える新技術の開発
現在、メーカーと約1年半かけた改良の末に完成した、きゅうりの自動箱詰め機の導入に注力しています。従来品よりも安定した稼働を実現し、現場の深刻な課題となっている人手不足の解消に貢献できます。現在はより多くのお客様に使っていただくために活動中です。YGSでは他にも、イチゴのスマートパッケージシステムやニンジンの全面計測なども積極的に開発しており、より良い商品の提供を通じて、農作物の効率的な流通を支えています。
九州各地を巡る毎日で、英気を養うのは旅先の美食
仕事では九州3県を中心に走り回る毎日ですが、出張先で地元のおいしいものを探すのが密かな楽しみです。最近では宮崎で、感動するほどおいしい地鶏の炭火焼きの店を見つけました。休日は、妻とショッピングに出かけたり、好きなマンガやアニメを楽しんだり、仕事も遊びも充実した毎日を過ごしています。
機械への興味と人への思いやりを
機械の性能を追求するのはもちろんですが、使う人の立場に立ってよりよい提案を考えることも大切だと思います。お客様とのコミュニケーションを積み重ね、「この人に任せれば大丈夫」と思っていただける信頼関係を築くことが、何より重要だと実感する毎日です。私たちは、最新の技術と人の力で、野菜や果物の流通を支えています。