設計工事部 C.Yさん
挑戦する社員たち
携わった建物が地域の目印に
苦労を重ねながら技術を磨き
未来を見据える建築士
設計工事部
C.Yさん
祖父の病がきっかけで建築の道を志す
建築の仕事を目指したのは、祖父の病がきっかけです。私が物心ついた時には病気で思うように体が動かなかった祖父。花き農家の古い家屋で、祖母が補助しながら不自由に暮らす姿を目にして、「もっと暮らしやすい家があれば」と考えました。大学院で学び、一度は設備エンジニアリング会社で勤めましたが、建築士の夢は抱き続けていました。働きながら一級建築士の資格を取得。資格を活かせる場を求め、YGSへの転職を決意しました。
お客様の立場にたって、
設計・施行でより良い建物を
私たちの部署は建築士と電気専門者が所属しています。
農業分野では必須となるカントリーエレベータ―などの建築物においてお客様の動線・使い勝手、機械と建築の干渉などを検討しながら設計から施工まで担当しています。
最近では3次元CAD(BIM)にも取り組んでおり、より使いやすい、そして施行のしやすさをも考慮しつつ設計を行っています。
ヤンマーが建設業も担っているイメージはあまりないかもしれませんが、携わる建築物は地域のランドマークにもなる建物となります。
そんな建物に携わる経験は滅多に味わえない貴重なものです。
信頼関係が支える建設現場の円滑管理
これまで、カントリーエレベーターなどの農業分野やバイオマス設備などの環境分野の新築・増改造工事を担当してきました。私たちは建設を担いつつ、工事に関わる関係会社の仲立ちをする役割も担います。だからこそ、お互いが協力し合える関係が大切になります。
その大切さを実感したのが、冬の新潟で携わったライスセンターの工事でした。70センチを超える積雪で作業がままならない状況になっても、現場の人間総出で手分けして雪かきをしたり、施主様が自ら除雪車で除雪を手伝ってくれたりして、無事に完工できました。長年の信頼関係があってこその協力体制だったと実感しています。
全国を巡りながらご当地の魅力を堪能
少し前まで全国の現場を飛び回っていて、平日はホテル、休日は自宅という日々でした。そんな生活で娯楽といえば、郷土料理や地酒を味わうこと。全ての工事が終わったあとに名所を観光するのも楽しいですね。大きな工事を終えたら、出張先で夫と合流して観光するのがいつしか恒例になりました。インドアの趣味としては、小さなころからレゴブロックが大好きです。でも今は自分で作るより、ビルダーの作品を鑑賞する方が好きかもしれません。