長時間作業の疲労を軽減。熟練度を問わず高精度な作業ができる。

ステアリング操作、作業機昇降、前進・後進切替え、停止、PTO入・切、車速調整などを自動で行います。オペレーターは緊急時のブレーキ操作のみ。熟練度を問わず高精度な作業ができます。また、作業の疲労も軽減されます。

1枚のほ場の9割※1を自動で作業できる

あぜ際の1~3周※2を除き、ほ場の9割を自動で作業。あぜ際の回り耕も枕地直進モードで自動で直進。手動は四隅のみでOK!

  • ※1ヤンマー調べ。ほ場面積0.92ha(122×76m)ロータリー2.4m
  • ※2ほ場の条件により異なります
  • オートトラクターモード/有人

直進も旋回も自動!あぜ際を残して自動で仕上げられる

事前に設定した経路において、ステアリング操作、作業機昇降、前進・後進切替え、停止、PTO入・切、車速調整などを自動で行います。

旋回方法と経路パターン

大回り旋回:「前進のみ」に設定

片ブレーキを使用ぜず、ほ場を荒らすことなく旋回できます。

隣接旋回:「後進(バック)を許可」に設定

前進・後進・停止を駆使して、一列ずつ緻密に作業します。

  • 枕地直進モード/有人

あぜ際の回り耕も自動で直進!ほ場外周に平行に直進できる

登録したほ場外周を基準に、平行な直進経路を作成し自動で直進作業。四隅のみ手動で旋回します。

ほ場外周に平行な直進経路で作業します。

方向を変えると、その方向にもっとも合ったほ場外周に平行な直進経路を作成します。

四隅の旋回は手動で行います。

変形ほ場にも対応しています。

  • 直進モード/有人

ほ場登録不要で、自動で直進!簡単にまっすぐ作業ができます

開始地点と終了地点でボタンを押して設定するだけ。ほ場の外周を測定しなくても簡単に自動での直進作業ができます。

① 開始地点

② 終了地点

③ 自動で直進経路が作成されます。

基準線作成は3パターン

作業しながら、基準線登録ができる!

① A点+B点
A点とB点を指定して基準線を作ります。

② A点+車両方位角
トラクターの位置(A点)とトラクターの向きから基準線を作ります。

③ A点+設定方位角
トラクターの位置(A点)と基準角度の設定から基準線を作ります。

経路作成は2パターン

作業幅基準
設定した作業幅によって自動で直進する経路が決まります。

自車位置基準
基準線と平行にトラクターの位置から自動で直進。作業幅は関係しません。

手元に設けたスイッチで、簡単に操作できる

① AUTOスイッチ
オートトラクターモード/直進モードの開始・終了を行います。

② オフセットスイッチ
作業中、経路からズレている場合は、オフセットスイッチで軌道修正。事前に1回分のオフセット量を設定できます。
設定範囲:1~10cm

オフセット量の設定

旋回時のON/OFFは作業機の昇降と連動

1. 2.
  • 直進モード/有人
  • 直進モード/有人

ほ場のほとんどを自動で直進!

播種・うね立て・管理作業や、変形ほ場で直進部分を最大にしたい方におすすめです。

水・砂、衝撃に強い、簡単に使える10.1インチタブレット

作業中でも遠隔操作で細かい設定が可能

作業中にヒッチ高さや車速・エンジン回転などの微調整が可能です。
また、各種の最初の設定(ほ場登録・作業機登録・経路作成など)が行えます。
作業開始/停止/再開が遠隔操作ででき、作業状況、作業時間、燃料の残量などもわかります。
作業前に、自動作業のシュミレーションも行えます。

悪条件に強い10.1インチタブレット

水や砂、衝撃に強いタブレットを採用。IP65準拠の防塵・防滴設計です。
各種情報をアイコンやイラストで表示しているので、複雑な入力をすることなく、スマートフォン感覚で直観的に使えます。

自動作業の設定は3つ。簡単にスタートできる!

アプリを起動

起動後、衛星測位、位置を確認します。

1. ほ場と作業領域の設定(初回のみ)

ほ場の外周を一周する事でほ場登録完了。次回からは登録されたほ場を呼び出すだけです。

2. 作業機の設定(初回のみ)

使用する作業機を登録します。次回からは登録された作業機を呼び出すだけです。

3. 経路の作成

旋回パターンなどを設定します。

スタート!

スタート位置に合わせて作業を開始します。

ほ場のデータを共有できる!

登録したほ場データを、クラウド経由でコンバインと共有できます。

すっきりとした開放的なキャビン

広々としたスぺースに、360度見回せるパノラマ視界の開放的なキャビンは、タブレットをはじめとした操作類を右側に集中配備しているので、使いやすく作業性もアップします。