ガスを使うコージェネでCO2が削減できる?その効果とは?
更新日時:2024.03
コージェネレーション(Cogeneration)とは、同時に電力と熱を供給する設備です。一般的には、化石燃料(天然ガス、軽油等)やバイオマスなどの燃料を使用して、発電機で電力を作り、その際に発生する熱を利用して熱水や蒸気を作ります。
CO2削減においてコージェネレーションが有益である理由は、効率的なエネルギー利用にあります。通常の発電所では、熱エネルギーが廃棄されるのに対し、コージェネレーションではその熱を有効活用することで、エネルギーの利用効率を向上させます。その結果、同じ量のエネルギーを供給するために必要な燃料量が減り、それに伴うCO2排出量も削減されます。
実際にどの程度のCO2削減効果があるのか?
コージェネレーションシステム(弊社CP35D2)を1時間運転した際に発生するCO2量と、その際に供給できる電力量と熱量を系統電力と都市ガスボイラーによって供給した場合に発生するCO2量を比較しました。
コージェネレーションシステムが発電する際に発生する熱エネルギーを有効活用することによって、CO2削減効果が見込めることが分かります。
将来、コージェネレーションシステムの技術開発と共に、カーボンニュートラル燃料(水素や水素とCO2から合成(メタネーション)された合成メタン)が普及すればコージェネレーションシステムは更なるCO2削減に貢献できるものになります。
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