社員インタビュー

大内 友昭 仙台支店営業部 エンジニアリンググループ 2012年入社 PROFILE 工学部 電気情報工学科卒業。2012年入社、仙台支店営業部 エンジニアリンググループ配属。現在まで非常用発電設備、常用発電設備(コージェネレーション)等の設計、施工管理等のエンジニアリング業務に携わる。

Q1ヤンマーエネルギーシステムに転職を決めた理由は?

私は前職で風力発電機のメンテナンス業務に従事しておりました。入社して1年が経った頃、大学時代の研究室の仲間たちと久しぶりに話す機会がありました。彼らの多くは人と関わり合いながら仕事をしていて、とても充実しているように見えました。一方、私は限られた人としか接することがなく、世界が狭いなと感じたのです。彼らのように多くの人と関わり合える仕事がしたいという思いが日増しに強くなり、発電事業という分野は変えず、転職活動を始めました。

ヤンマーエネルギーシステムは会社規模が大きく、多くの人と関わり合いながら仕事ができ、グループ全体で新規事業や省エネ商品の開発に取り組んでいる点にも共感。ここでなら自分がレベルアップできると考え、転職を決意しました。

Q2現在の仕事内容は?

ビル、工場、病院、官公庁といった施設の建設現場に、非常用発電設備および常用発電設備(コージェネレーション)を設置するための設計および施工管理を行っています。具体的には、発電設備をどのように設置し、運用するか等のシステム検討するほか、現場の工程管理、作業に必要な資材の発注、施工業者への作業指示、安全管理などです。現地でシステムとしての性能および機能確認を行い、お客様の要求仕様を満たしていることを確認して引き渡します。

Q3今の仕事に活きた前職の経験は?

前職の業務は2人1組で行っていました。80mもの高さの風力発電機を、ハシゴを伝って昇っていくという体力のいる仕事でしたので、どちらかがケガをしたり、体調が悪かったりすれば作業はできなくなります。そのため自分の体調管理はもちろん、パートナーの体調にも気を配っていました。さらに高所での作業であったため、常に安全意識を高く持っていたことも活きていると思います。

今は自ら作業を行うことは少ないですが、そのぶん、施工業者の方が安全に作業を進められるよう配慮しなくてはなりません。顔を見てしっかりコミュニケーションを取ることで、「熱があるのでは?」とちょっとした異変に気づくことができ、無理をしないようにと注意を促せるようにもなりました。前職の経験により、安全に関する意識を常に高く持つことができています。

Q4仕事でやりがいを感じたエピソードは?

入社して3物件ほどOJTで学んだ後、仙台市内に建設中の14階建てのビルの屋上に、非常用発電設備を導入する案件を任されました。初めて1人で行う案件の上、人や車が行き交う街中で、重量15t、幅8mという巨大な機器の搬入です。感じたプレッシャーは並大抵のものではありませんでした。

この規模の機器を搬入するには、交通を整理し、トラック運転手をスムーズに現場へ誘導しなければなりません。しかもそのままの大きさでは屋上に入らないので、一旦分割し、タワークレーンで吊り上げる必要がありました。「タワークレーンはいつまで借りたらよいか」など、同時進行している他設備の吊り上げ作業工程と調整するのは想像以上に大変でした。また、問題無いとわかっているのですが、機器を吊り上げた時に上空で強い風が吹き、冷や汗が出たのを覚えています。いくつもの難局を乗り越え、工事が完了し、非常用発電設備が重要設備に送電しているのを確認できた時の達成感、充実感は今でも忘れません。

Q5今後の目標をお聞かせください。

入社して現在まで、上司や先輩方の的確な指導と多くのサポートにより育てていただきました。これからは私が後輩を育てる番なので、しっかり指導、サポートできるようスキルを磨いていきたいと考えています。また、今後、東北エリアは東日本大震災からの復興により、非常用および常用発電設備の需要が拡大する見込みです。私は、エンジニアとして積極的にお客様へ最適な発電システムを提案し、お客様の課題を解決していきます。そして、あの達成感、充実感を味わえるよう邁進したいですね。

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