2022.05.30

ミューラル(壁画)でアート文化を育て、未来にはばたくアーティストを応援!「HANASAKA MURAL」が始動

ミューラルアートプロジェクトを通じて、アーティストを応援

本年4月21日、大阪市東住吉区の長居公園内にあるヨドコウ桜スタジアムの壁面にミューラルアートが登場しました。これは、ヨドコウ桜スタジアム北西エントランスに位置する横16.2m×縦3.55mの壁面を活用し、次世代のアーティストに花咲くきっかけを提供することで、アーティストを応援し、日本のアート文化の醸成を目指すプロジェクト「HANASAKA MURAL(ハナサカミューラル)」の第一弾目となる作品です。

ちょっと聞き慣れない「ミューラル」という言葉。

ミューラルとは、ストリートアートの一種で、壁面をキャンバスに見立てて描くアートのこと。海外ではアートの一つの種類として確立しており、まちづくりの手法として一般的になっていますが、日本ではこれからが期待されるキーワードです。

世界のストリートアート事情を見てみると、近年謎多きアーティストとして話題となったバンクシーや、キース・ヘリング、ジャン=ミシェル・バスキアといったアーティストを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。

日本でもバンクシー作品に酷似した落書きが発見され、大きな話題を呼んだのは記憶に新しいところ。本当に本人が書いたものかどうかはともかく、グラフィティ=落書きというイメージは、日本でも少しずつ変化しているように感じます。

「HANASAKA MURAL」で、アートをもっと身近なものに

アートをもっと楽しもう!
HANASAKA MURALは、誰もが気軽に楽しめるアートです。アートは美術館だけで楽しむものでもなく、誰かだけのものでもありません。日本ではまだまだなじみが薄いミューラル(壁画)ですが、この場所から沢山の作品が生まれ、世界で花を咲かせてほしい。そんな思いを込めてHANASAKA MURALと名付けました。ヤンマーはこれまで未来を担うスポーツ選手をサポートしてきました。 スポーツ選手と同じように人々に感動を与えるアーティストをHANASAKA MURALで応援します。

「HANASAKA MURAL」の作品は、定期的に描き変わる予定で、今年度中はあと2回、異なるアーティストによる作品を発表予定です。

「HANASAKA MURAL」の記念すべき第一弾は、大阪府出身、大阪とロサンゼルスを活動拠点とするミューラルアーティストのCOOK(クック)さんが手掛けています。

パワー溢れるミューラルアートを体感しよう!

ミューラルアーティストのCOOK(クック)さん

COOKさんは、グラフィティ界の巨匠「OG SLICK(オージー スリック)」率いる「DISSIZIT!(ディスイズイット)」に所属する唯一の日本人であり、20歳からのキャリアによるスキルと独自のキャラクターをベースにワールドワイドなコラボをしながら活動をしているアーティストです。

主な作品に、「手塚プロダクション」との共同企画「ASTRO BOY BIG MURAL」(鉄腕アトムの巨大壁画)やアディダス、ルイヴィトンへのアートワーク提供などがあります。

COOKさん過去の作品

今回、ヨドコウ桜スタジアムの壁面に掲げるCOOKさんのアートは題して『STILL RUNNING』。

ヨドコウ桜スタジアムの「HANASAKA MURAL」

スポーツもアートもまちもポジティブに“走り続ける”。

「HANASAKA MURAL」のプロジェクトも走り、つなげていくという想いを込めてタイトルを『STILL RUNNING』と名付けました。

 

「今回の壁は海外を彷彿させる日本では珍しいサイズで、そこへ大胆に自身のキャラクター”クックちゃん”を大きく3体描くチャレンジもできました。
そして皆さんに親しんでもらえるようなポップな表現に加えて、自分のルーツであるグラフィティの要素(スローアップという文字を大きく描く表現)も背景に使い、カルチャーも大切にした作品になります。」と話すCOOKさん。訪れた際はぜひ記念に作品を撮影してみてはいかがでしょうか。

通常の「アート」は、美術館やギャラリーでは、“完成”したものであることが多いです。

一方、ミューラルは、制作段階から間近で見ることができ、壁に大きな作品が作られていく迫力を感じたり、日々描きあがっていく過程を楽しんだりできることも大きな魅力です。

スタジアムに訪れた方はもちろん、たまたま前を通りかかった方も、何ができるんだろう?と気になっていたかもしれません。

ミューラルペインティングの様子

目指しているのは、アーティストの応援とアート文化の醸成

2022年4月から始動した「HANASAKA MURAL」。次回は夏ごろに新作が登場する予定で、同じ壁がキャンバスとなるので、第一弾作品に上書きして描かれます。ミューラルは建築物の壁に描かれ街の中に溶け込んでいるからこそ、いずれ作品が消えてしまう儚さもあります。

アートの描き換えにあたって、ここに来られない人にも見てもらえるよう、デジタルを活用する案も構想中。リアルなミューラルアートのみならず、過去の作品をデジタルアーカイブとして残し、リアルの作品がなくなってもオンライン上のギャラリーで展示を続けるなど、リアルとバーチャルの連動で奥行きのあるアートの発信ができるのではと考えています。

今後も様々なアーティストにより継続的にミューラル作品を発表するとともに、アーティスト支援の仕組みづくりやワークショップなどに取り組み、将来的には「日本のミューラルアートの聖地といえば『HANASAKA MURAL』」と呼ばれるように育てていきたい。ヤンマーはそんなビジョンを掲げています。


HANASAKA MURAL Teaserムービー

 

HANASAKA MURALウェブサイト
https://www.yanmar.com/jp/about/hanasaka/hanasakamural/

HANASAKA MURAL インスタグラム
https://www.instagram.com/hanasaka_mural/