CASTING TECHNOLOGY CENTER 鋳造技術センター

鋳造技術センター

最先端技術を探求する
鋳造技術のエキスパート組織

ヤンマーグループの鋳造基盤技術の強化のために鋳造技術センターを設置。品質や生産性の向上を目指し、欠陥発生メカニズムの解明、鋳造解析による方案適正化、自動化技術などに取り組んでいます。
さらに、ヤンマー中央研究所や大学と連携し、新技術の開発や鋳造分野のコアとなる人財の育成を行っています。

鋳造技術センター

基本情報

所在地

〒520-3233 滋賀県湖南市柑子袋360番地

TEL

0748-72-0800(代)

FAX

0748-72-0803

E-mail ycat_koga@yanmar.com
従業員数

6人(2021年6月現在)

<アクセス>
公共交通機関をご利用の場合
JR草津線「甲西駅」北口より徒歩約17分。

  • 弊社付近へのバスの運行はございません。徒歩もしくはタクシーをご利用ください。

甲西駅より徒歩でお越しの場合
甲西駅北口から北へ、県道4号線の交差点「甲西駅口」で野州方面(北側)にお渡りください。

  • 弊社南側の県道4号線沿いにある甲西陸運様前には横断歩道がございません。

タクシーでお越しの場合
甲西駅北口より約6分。料金は約600円になります。

お車でお越しの場合
名神高速道路「栗東湖南IC」より約10分

事業内容

鋳造技術センターのミッション

1

QCTの継続的改善に結びつく鋳造基盤技術力を強化する。

2

新素材・新技術開発・試作品開発により、
ヤンマーグループの商品力向上に貢献する。

3

鋳物部品の安定供給を実現させるため、
取引先メーカーへの技術支援を行う。

4

鋳物業界で通用する鋳造技術者の育成を図る。

鋳造技術センターの位置づけ

鋳造技術センターのミッション実現に向けて

1.鋳造基盤技術の強化

  • 鋳造品質の先手管理(不良発生の未然防止)
    • → 不良発生要因の解明(SEM/EDXを用いた欠陥の特定)
    • → 鋳造解析を用いた鋳造方案の適正化
    • → 製造データーのインライン計測システムの構築
    • → 管理値の適正化
  • 試作機能の強化
  • 大学との共同研究実施
  • 鋳造技術DBを活用した技術資産の蓄積

【鋳造解析の事例】

シリンダーブロックの鋳造解析

<湯流れ解析>
<湯流れ解析>
<凝固解析>
<凝固解析>
中子内冷却技術の概要
中子内冷却技術の概要

2.新素材・新技術開発

  • ヤンマー㈱中央研究所との共同開発(長期テーマ)
  • 新工法開発や自動化技術による生産性向上(短期テーマ)
【開発事例】
  • 低球状化率FCV材の開発 【ヤンマー中央研究所と協同】
  • 中子内水冷による大型シリンダーブロックの焼鈍レス鋳造技術の開発
    【2014年 素形材産業技術賞 経済産業省製造産業局長賞 受賞】
  • 耐焼着き性に優れたRCS(レジンコーテッドサンド)の開発【他メーカーと協同】
  • 中子砂排出性に優れた塗型の開発【他メーカーと協同】

3.ヤンマーグループの取引先鋳物メーカーへの技術支援

  • 量産品の品質改善
  • 新規部品の立上げ支援
  • 他部門と連携した新規取引先の選定

4.鋳造技術者の育成

  • 鋳造工学会等での技術発表
  • 大学との共同研究や留学実施
  • ヤンマー㈱中央研究所との人財ローテーションの実施
  • ヤンマー㈱開発部へのキャリア・デベロップメント・プログラム(CDP)制度を活用したエンジン研修

取得特許

2012(平成24)10/05

金属部材の表面硬化方法【特許番号:5101838】

2013(平成25)11/01

中子を使用した鋳造方法【特許番号:5399180】

2013(平成25)11/22

中子を使用した鋳造方法【特許番号:5416515】

2014(平成26)02/21

金属部材の表面硬化方法【特許番号:5480203】

2016(平成28)09/16

溶湯温度測定システム【特許番号:6007027】

2016(平成28)10/07

鋳造品質管理システム及び方法【特許番号:6014930】

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