募集要項・待遇勤務
応募資格や採用職種などの募集要項と、給与などの勤務条件についてご案内します。
私はヤンマーに入社して24年半。この間に本当に多様な経験をしてきました。海外経理から始まり、本社や工場の企画部門、3回の新会社立上げプロジェクトへの参画、更にはアメリカ・アトランタ及びシンガポール駐在など数々の経験を積んできました。仕事の中身は多種多様で、生産・販売・開発・会計・税務等あらゆる分野をある程度以上理解していないと仕事を進めていくことは難しいものでした。おかげさまで、たくさんの気づきと学びがあり、貴重な経験をさせてもらいました。
ヤンマーにはどんどん新しいことに挑み、経験の幅を広げていける土壌があります。そんな中、経験に鍛えられ、同僚、先輩後輩など沢山の仲間に助けられ、育てられたというのが、私の実感です。ヤンマーに対しては、感謝の気持ちしかありません。この土壌を今後も、大切に守り続けたいと考えています。
そんなヤンマーですから、求める人財像の第一には旺盛なチャレンジ精神が挙げられます。自分自身が新しいことに挑戦するだけでなく、会社に新風を吹き込める人であっていただきたい。私も、会社として初の試みを手がけ、社内の抵抗にあって苦しんだことがありました。でも、会社が良くなると信じて頑張っていれば必ず周囲が盛り立ててくれます。たとえ異論はあっても常に変革へと突き進む。それがこの会社の強さなのです。
こうしたチャレンジ精神と並んで大切なのが、コミュニケーション力です。いい仕事をするためには、実際に現場に身を置き、コミュニケーション力を発揮して、多くの人と力を合わせて課題を解決していくことがとても大切です。そのようにして培った人脈はすばらしい財産であり、その後もキャリアの様々な局面で確かな支えとなってくれます。
さらにもう一つ、グローバルで活躍する能力も欠かすことはできません。ヤンマーの海外売上比率はすでに約50%。近い将来60%以上に引き上げていこうとしています。このため、特に第一線に立つ若手には、語学力に加え、体当たりで道を切り拓いていくバイタリティが求められます。
また、自動車業界で「Connected」「Autonomous」「Shared」「Electric」を示す「ケース(CASE)」が未来のキーワードとなる中、ヤンマーもトラクターの自動運転、ボートのシェアリングサービス、作業機の電動化など、未来への取り組みを加速させています。従って、技術系の人財に対しては、そうした取り組みに欠かせない電動化・自動化や、燃料電池など、次世代を見据えた技術の多様化に対応できる技術力を期待しています。
ヤンマーは、産業用のパワーソースをコアに100余年の歴史を積み重ね、エネルギーシステム、農業、建設、マリンプレジャー、環境など多様な領域で、エンジンをパワーソースとする製品を提供。「海」「大地」「都市」それぞれのフィールドにおいて、最大の豊かさを最小の資源で実現することに取り組んでいます。目指すは、食料生産とエネルギー変換の分野で地球と社会に貢献するという、私たちの使命を果たしていくことです。そのために、たとえば環境やエネルギーの分野では、独創・先進の技術が光るコージェネレーションシステム、超高効率のガスヒートポンプエアコン、電力コスト削減に貢献するエネルギーマネジメントシステムの提供や、メタンガスや籾殻などによる再生可能エネルギーの創出などを推進。農業の分野では、単に優れた農業機械を開発、提供するだけでなく、ICTなどの技術を駆使して生産履歴の管理、機械故障の予知、土壌診断といったソリューションを提供するなど、各分野で先端的な取り組みを展開しています。
人類が直面する課題に取り組むことがビジネスとなり、よりよい未来につながっていく。この恵まれた状況が、一人ひとりのモチベーションを支え、次の100年を見据えた挑戦を生み出しています。
人事部長としての私の抱負は、社員一人ひとりとの面談を通じて個別のキャリアプランを明確にして、常に目標に向かって成長していける環境づくりに努めます。研修への参加なども、本人の希望をしっかり受け入れ、バックアップしてゆきます。
今後は、みなさんのキャリアプラン実現に向けてグローバル一体で一層強化し、充実したサポート体制を整えたいと思います。
常にグローバルな視点で発想できる人、主体的にアクションを起こせる人、周囲と積極的にコミュニケーションをとりチームワークを発揮できる人。そして、ヤンマーのミッションステートメントに共感し地球と人類の未来のために情熱を燃やせる人。ぜひヤンマーという会社で、世界を舞台に活躍し、自らの可能性をどこまでも追求してみてください。