大形舶用エンジンの営業として

外航船を建造する造船所や船会社を担当

大形舶用エンジンの

営業として外航船を建造する

造船所や船会社を担当

エンジン事業本部
舶用営業統括部

法学部 法学科卒
2013年入社

西尾 拓真TAKUMA NISHIO

現在の
主な
仕事内容

外国航路で海上輸送を担う外航船向けの主発電機関(船内で必要な電気を発電するエンジン)と、日本国内の海上輸送を担う内航船向け主機関(プロペラを駆動するエンジン)の営業をしています。取り扱うエンジンは、ヤンマーグループ製品の中で最も大きく、最大でおよそ全長10m、高さ4m、重さ90トンを超えます。車のエンジンの何十倍も大きな馬力を生むエンジンです。
私の担当は、外航船を建造する造船所や、外航船・内航船を保有・管理する船会社です。受注活動、仕様打合せ、納入、そしてその後のサービスまで、営業が窓口となって対応します。エンジンを採用いただくには、船の建造や運航に携わる様々なお客様の信頼を獲得しなければなりません。日本の造船所は世界中の船主から発注があるので、海外船主向けの物件を担当することも多く、その場合は、日本だけでなく世界中のヤンマー駐在員と連携して動きます。

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ヤンマーで
働く魅力

日本は島国ということもあって、貿易に占める海上輸送の割合は99%を超えます。その輸送を担う外航船に不可欠な製品を、私達ヤンマーはお客様に使っていただいています。エンジンが止まれば、船は止まってしまいます。お客様はもちろん、日本の貿易、物流にとって、非常に重要な責務を担っていると言えます。この点は、大きなやりがいの一つです。
また、ヤンマーはほかにも様々な事業を展開しています。大形舶用エンジンだけでなく、漁船やボート向けエンジンもありますし、農業機械や建設機械、空調、陸用発電機など、これほどまで多岐にわたって、しかも、すべての事業が社会を支えているという会社はそうたくさんないと思います。事業は違えど、ヤンマーグループには「お客様にとって、社会にとって何かできることはないか」と考える人であふれています。そういう会社で働けることは大きな魅力だと思います。

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大切に
している
想い

営業は窓口として、新規案件につながる情報やトラブルの情報など、様々な情報の「第一報」を受けることが多く、営業担当者一人で解決できることは少ないので、関係者との連携が必要不可欠です。その「第一報」を適切かつ迅速に社内へ展開しないと、判断の誤りや、無駄な時間の浪費を招きます。まずは、冷静になって、その意義、目的を自分が理解すること、そして、それをわかりやすく丁寧に関係者へ説明することを心がけています。
また、自分の意図が伝わらないことには、自分にとっても、相手にとっても不利益でしかありません。相手の年齢や国籍、考え方によって捉え方は異なるものです。正しく意図を伝えるために、できる限り「相手がどう捉えるか」を考えながら行動しています。
加えて、なるべく直接会って話すことを心がけています。社内はもちろん、社外の方ともできる限り会います。メールでは伝わらなかったことが、会ってみると「なんだ、そんなことか」ということが多々あります。恐い顔をしている人でも、話してみると意外にやさしかったりします。

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印象に
残っている
エピソード

我々の製品は、お客様によって仕様が異なる「オーダーメイド」のエンジンです。お客様とのやり取りにおいては、エンジンに関する知識が必須です。最初は右も左もわからない状態でしたが、担当物件の受注活動、納入、サービスといった一連の流れを経験し、また、多くのお客様とのやり取りを通じて、徐々に知識、経験が蓄積されていきました。
いつしかそれが土台として固まってくると、自分の判断で行動、決定できる範囲が広がりました。自分の判断で動いて、新規引合に関する重要情報を入手したり、担当者としてヤンマーを代表しお客様と応対できるようになると、一歩「成長」したのかな、と実感します。
以前、試運転立会い(出荷前の運転検査)のため海外のお客様が工場に来られたとき、テクニカルな疑問に対し丁寧に応対したところ、「お前は営業なのにエンジンをよく知っている!」とほめていただいたことは心に残っています。硬い握手を交わして記念撮影までするというのは、海外のお客様ならではですね。

ヤンマーを一言で言うと?

社内に対しては、温かく。お客様に対しては、実直。

ヤンマーを志望した理由は?

ミッションステートメントにもありますが、ヤンマーの事業すべてが「生命の根幹」を担っており、「社会にとって重要な仕事に携わりたい」という私の想いと合致したからです。

今後の夢は?

受注を取ることはもちろん、もっと技術的な知識を蓄えて、社内の生産や開発の方達から信頼される営業になりたいと思っています。

就活生の皆さんへ

書店やネットには就活に関する情報が氾濫しています。戸惑うことも多いと思います。まずは説明会に足を運ぶなどして、自分の目で確かめると良いと思います。信頼できる情報を選択し、決定するのはほかの誰でもない、あなたです。

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