建設機械 - ニュースリリース
ヤンマー建機とコベルコ建機両社間におけるミニショベルOEM供給拡大に関する基本合意について
2014年07月18日
ヤンマー建機株式会社
ヤンマー建機株式会社(代表取締役社長 瀬戸 智行/以下ヤンマー建機)及びコベルコ建機株式会社(代表取締役社長 藤岡 純/以下コベルコ建機)は、ミニショベルのOEM供給拡大についてこのたび基本合意をしましたのでお知らせいたします。
1.基本合意の概要(注:トン数表記はいずれも機体重量)
1)ヤンマー建機からコベルコ建機へのミニショベルOEMの供給拡大
- OEM供給エリア
(現)日本
(新)全世界 - OEM供給モデル(販売エリアにより供給機種は異なります)
(現)標準機 0.5トン、0.8トンの 計2モデル
(新)後方超小旋回機 1.0トン、1.7トン、2.0トン、2.5トンの4モデル
標準機 0.5トン、0.8トン、1.6トン、1.8トン、2.2トン、2.6トンの計6モデル - OEM供給開始時期
北米、韓国、大洋州:2015年1月〜予定
欧州、日本 :2015年4月〜予定
※その他エリアにおいては順次検討してまいります。
2)コベルコ建機からヤンマー建機へのミニショベルOEMの供給開始
コベルコ建機からヤンマー建機へ2.0トン〜5.0トンの超小旋回機のOEM供給を開始します。
- OEM供給エリア
日本 - OEM供給モデル
超小旋回機 2.0トン、3.0トン、3.8トン、5.0トンの 計4モデル - OEM供給開始時期 2015年夏頃を予定
2.OEM供給拡大の狙い
1)開発と生産を両社で分業することにより互いの収益向上を図ります。両社がそれぞれの得意分野に集中し、分業することにより、利益を拡大させます。
- 日本国内の超小旋回機市場への対応
超小旋回機は世界の中で、日本にのみ需要がある商品であるので、販売台数の伸びが期待できず、又4.0トン、5.0トンクラスは、排出ガス規制対応も必要なことからOEM供給を受けることで開発費と開発工数が不要となります。2.0トン、3.0トンクラスにおいてもOEM供給を受けますが、マイコンレスバケット干渉防止機構を装備したΣシリーズも当面販売を続けてまいります。 - 2.5トン以下のミニショベルのOEM供給を増やすことで、生産台数の増加を期待することができ、開発投資の早期回収、製造コストの削減につなげてまいります。
【ご参考】(写真左より 標準機、後方超小旋回機、超小旋回機)
※上記写真は各機種のイメージご参考用であり、本リリース記載の機種とは異なります
<注記>
ニュースリリースに記載されている内容は、記者発表時点のものです。最新の情報とは内容が異なっている場合がありますのでご了承願います。
- 本件に関するお問合せ先
-
ヤンマー建機株式会社 営業本部 営業促進部
TEL:0942-53-8427 FAX:0942-53-6855