農業 - お知らせ

さらなる使いやすさと安心感を追求した 乗用汎用たまねぎ移植機(1人乗り・同時4条植え)を発売

2021年02月15日
ヤンマーホールディングス株式会社

<乗用汎用たまねぎ移植機「PH40R,T1」>

ヤンマーホールディングス株式会社のグループ会社であるヤンマーアグリ株式会社(本社:大阪市、社長:増田 長盛、以下YAG)は、乗用汎用たまねぎ移植機(1人乗り・同時4条植え)のモデルチェンジを行い、2月15日に発売します。

近年、新鮮で安全・安心な国産野菜の需要が高まっており、たまねぎをはじめとする野菜栽培面積は増加傾向にあります。そこで、移植作業の省人化および軽労化、規模拡大の実現に向け、乗用汎用たまねぎ移植機にさらなる使いやすさと安心機能を追加し、モデルチェンジいたしました。

今後もYAGは、お客様のニーズに応えるとともに持続可能な農業の発展に貢献してまいります。

商品概要

商品名:乗用汎用たまねぎ移植機 PH40R,T1 (1人乗り・同時4条植え)
発売日:2021年2月15日
商品価格:1,425,000 円(税抜、メーカー希望小売価格)

主な特長

(1)乗用タイプだから乗って・座ってラクに作業ができる

機械に乗った状態でロータリーポットに苗を入れるだけで簡単に植付けができます。植え付け作業時に必要なレバー・ペダル類が乗車席側に集中配置されており、イスに座ったまま操作が行えるため、苗の供給に集中でき、ラクに作業が行えます。

<植え付け作業イメージ>

(2)「うね終い注意ランプ・ブザー」と「エンジン自動停止機構」、「緊急停止スイッチ」により安心作業

植え付け作業時にうねの終端で「うね終いセンサーローラ」がうねから落ちると、手元の「うね終い注意ランプ」が光り、ブザー音とともにお知らせします。そのまま作業を続けても、うね終端でエンジンを自動停止させる「エンジン自動停止機構※」を備えています。
また、緊急時にすぐにエンジン停止させられるよう「緊急停止スイッチ」をあらたに設け、植え付け作業中の安全性を向上させています。

※「エンジン自動停止機構」を正常に作動させるには、適応ほ場条件があります。

<「うね終いセンサーローラ」と「うね終い注意ランプ」イメージ>

(3)さまざまな苗や作付け体系への適応性に優れた「横開き開孔器」と「条間調節機構」

草丈の長い苗への適応性に優れた「横開き開孔器」を採用しており、慣行苗・ポット苗・セル成型苗の植え付けが可能です。この「横開き開孔器」により、植え付けした苗の持ち上げを軽減することができ、植え付け不良が少なく抑えられます。
また、あらたに各開孔器の先端部を左右3段階に(左右2cm)調節可能にしたことで、栽培体系の適応範囲が広がりました。

<開孔器の姿勢により条間を調節する「条間調節機構」イメージ>

(4)「停止ペダル」により1人でもスムーズに作業が行えます

植え付け作業時、苗の供給が追い付かなくなった場合には、足で「停止ペダル」を踏み機械を一時停止させて苗供給できます。お客さまのお好みのペースで植え付け作業をしていただけるので、疲労も軽減できます。

<「停止ペダル」イメージ>

商品紹介ページ:https://www.yanmar.com/jp/agri/products/vegetable/vegetable_replant/ph40rt1/

<ヤンマーについて>

1912年に大阪で創業したヤンマーは、1933年に世界で初めてディーゼルエンジンの小型実用化に成功した産業機械メーカーです。「大地」「海」「都市」のフィールドで、産業用エンジンを軸に、アグリ、建機、マリン、エネルギーシステムなどの事業をグローバルに展開し、お客様の課題を解決するソリューションを提供しています。ヤンマーは“A SUSTAINABLE FUTURE-テクノロジーで、新しい豊かさへ。-”をブランドステートメントに掲げ、次の100年へ向けて持続可能な社会の実現に貢献していきます。

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【報道関係者お問合せ先】

ヤンマーホールディングス株式会社
ブランド部コミュニケーション部 広報担当
E-mail: koho@yanmar.com

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