• Tier4 Engine Tier4規制適合エンジン 目標:「空気よりキレイ」な排ガス。

世界中の技術者にとって未知の世界だったTier4規制。

世界初のディーゼルエンジン小型実用化に成功して以降、ディーゼルエンジンの進化を牽引してきたヤンマー。環境性能も例外ではありません。
Tier4(19 ≦ kW < 56)は、2013年からEPA(Environmental Protection Agency:米国連邦政府環境保護庁)が適用している第4次排出ガス規制。それまでのTier3規制と比べて大幅に規制強化され、一部専門家の間では「空気よりキレイな排ガス」と言われるほどでした。Tier4規制は世界中の技術者にとって未知なる世界だったのです。

NOx(窒素酸化物)+NMHC(非メタン炭化水素)

PM(排気微粒子)

Tier4で大幅に強化された規制値(19 ≦ kW < 56)

世界一高いハードルを、世界一早くクリアするために。

ディーゼルエンジンが動力を得るために燃料を燃やしている以上、排ガスをゼロにすることは不可能です。そこで「出てしまう排ガスをいかにしてTier4の規制値内に抑え、かつお客様に安心してご利用頂けるレベルに到達させるか」に全社を挙げて挑みました。
それまでのディーゼルエンジンはエンジン本体だけで動くものでしたが、Tier4規制適合エンジン最大の特徴は完全電子制御であること。エンジン本体と連動する電子装置が組み込まれています。その違いは見た目以上に大きく、構造も生産方法も別モノです。「未来のディーゼルエンジンを新たにつくる」と言っても過言ではありません。
そのため制御装置の設計・開発はもちろん、生産ライン自体を新たに作るなど、さまざまな試行錯誤がありました。

完成までの数多くの困難を乗り越えることができたのは、「自然の恵みを大切に、一滴の燃料も無駄にせず活用していく」という「燃料報国」の精神力、業界を牽引してきた技術力と、エンジンメーカーとしてのプライドがあったから。こうして完成したクリーンなディーゼルエンジンは、世界で初めてCARB(California Air Resources Board:米国カリフォルニア州大気資源局)の排出ガス規制(4次)認証を取得(※)するとともに、EPA4次規制の認証も取得。現在、世界中のお客様から高い評価をいただいています。

  • 2012年5月、19~56kWのエンジン出力において世界で初めてCARB4次認証を取得

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