ヤンマーグループでは、地球環境の保全を経営方針における最重要課題と位置付け、環境経営の推進、環境への配慮を基本とした事業活動を進めています。

環境マネジメント体制

推進体制

ヤンマーグループでは、2002年にグループ各社の事業本部長や事業会社社長ら経営トップによる「ヤンマーグループ地球環境委員会」を設置し、グループ全体で環境経営に取り組むとともに、年1回定期的に委員会を開催しています。

「ヤンマーグループ地球環境委員会」では各事業体別に環境保全委員会などを設け、それぞれの経営トップの強いリーダーシップのもとで環境保全に関わるさまざまな活動を推進しています。また、下部組織として各委員会の事務局(環境責任者・主担当)で構成するグループ環境連絡会を置き、活動方針の伝達や活動状況について協議しています。

ヤンマーグループ地球環境委員会 組織図(2020年7月現在)

ヤンマーグループ地球環境委員会 組織図

ISO14001認証取得・グループ会社への認証取得支援

ヤンマーグループでは、各事業所における特性を活かし、その事業内容に即した環境対応をより確実なものとするために、国際規格であるISO14001に基づいた環境マネジメントシステムを構築し、認証を取得した後は定期的に環境管理活動を検証し、継続的に改善していく体制を確立するなど、レベルアップを図っています。

またグループ会社に対しては、継続的かつ効果的に環境改善への取り組みを推進するために、ISO14001の認証取得を支援しています。

取得を計画しているグループ会社に対しては、取得活動がスムーズに進むように事業形態や環境負荷状況などに応じた環境マネジメントシステムの構築をバックアップしています。

今後は海外を含めて非生産拠点を対象に認証取得活動を積極的に推進していきます。

ISO14001認証取得一覧(2020年9月1日現在)

グループ国内会社

事務所名 認証に含まれる組織 審査登録機関 登録番号 第一回認証取得日
ヤンマーパワーテクノロジー(株)
特機事業部
尼崎工場/塚口工場 LRQA 0077371 1997年6月
ヤンマーパワーテクノロジー(株)
小形事業部
びわサイト/木之本サイト/大森サイト/長浜サイト/ヤンマー製造サポート(株) JQA JQA-E-90134 1998年3月
ヤンマー建機(株) 福岡工場 JQA JQA-EM0281 1998年12月
ヤンマーエネルギーシステム製造(株) 本社工場 JIA-QAセンター JE0464F 2004年7月
ヤンマー農機製造(株) 本社・岡山工場/高知工場 JQA JQA-EM0277 1998年12月
(株)神崎高級工機製作所 本社工場 LRQA 0066668 1999年3月
ニューデルタ工業(株) 本社工場 JICQA JICQA-E840 2004年5月
ヤンマーキャステクノ(株)
本社・松江事業部
本社・松江事業部 LRQA YKA 4002315/J 2003年8月
ヤンマーキャステクノ(株)
甲賀事業部
甲賀事業部 SOCOTEC N°CN/6025IE(JP) 2009年3月
ヤンマーマリンインターナショナルアジア(株) 本社/第2工場 JQA JQA-EM5433 2006年7月
ヤンマーマルシェ(株)
  • 認証取得はヤンマー産業(株)
本社 SOCOTEC N°CN/7751E(JP) 2007年3月

グループ海外会社

事務所名 認証に含まれる組織 審査登録機関 登録番号 第一回認証取得日
YANMAR AGRICULTURAL EQUIPMENT (CHINA) CO.,LTD. 本社 CHINA QUALITY CERTIFICATION CENTRE 00119E33190R4M/
3200
2008年3月
YANMAR S.P. CO., LTD. 本社 UKAS Management Systems TH004736 2010年4月
P.T. YANMAR AGRICULTURAL MACHINERY MANUFACTURING INDONESIA 本社 B4T-SYSTEM CERTIFICATION 337-12/203 2013年10月
TUFF TORQ CORPORATION 本社 TUV Rheinland 74 300 3962 2015年1月

環境監査

ISO14001認証取得事業所は、環境方針を開示するとともに、その効果、適合性について定期的な監査を実施し、環境マネジメントシステムの継続的改善を図っています。
また、内部監査を年に1回以上、外部認証機関による第三者審査を年に1回以上実施しています。

グループの主要なサイト(生産工場、研究施設等)に対しては、環境コンプライアンス監査を定期的に実施しています。
2019年度は、ヤンマーパワーテクノロジー 尼崎工場、ヤンマーアグリジャパン 関東甲信越支社、ヤンマー農機製造 岡山工場で監査を行いました。

環境リスクへの対応

ヤンマーグループではISO14001の規格の中で環境汚染リスクの抽出を行い、必要に応じて対策や訓練、内部監査などを実施しています。環境汚染リスクは事業所ごとに異なりますが、多くの事業所に共通する重大リスクとして、粉じん・騒音による環境被害、臭気の拡散、排水・排ガスによる環境被害等が挙げられます。

抽出された環境リスクはグループ全体の課題としてとらえ、地球環境委員会やリスクマネジメント委員会に報告・記録するとともに毎年見直しをしています。

環境教育

環境保全への取り組みを推進し、実効性のあるものとするためには、従業員一人ひとりの意識を高めることが重要となります。ヤンマーグループでは、環境活動方針から現場での実践、地球環境問題、さらには身近な事例から環境を考える取り組みまで、従業員の意識を高める環境教育や啓発活動を継続して実施しています。

ISO14001認証取得事業所では、環境保全活動およびISO14001に関する基礎知識の習得や、環境に影響がある施設の把握等の入所教育、作業者向けの教育・訓練を行っています。また、これ以外の事業所では、ライトダウンデーの実施、環境に配慮した新本社ビルの説明会、夏季・冬季の空調温度設定の見直し等を実施しています。

2019年度は、一般社員向けのSDGs啓蒙活動として、社内報の活用、教育用資料の作成、SDGsトレイン等のイベント協賛を行いました。

生産現場での環境教育

ヤンマーグループの各工場では、それぞれの現場で人間と環境の関わりについて理解と認識を深め、環境保全に責任ある行動がとれるような教育に取り組んでいます。

ISO14001の認証を取得している事業所では規格に基づいて環境教育のプログラムを考案し、必要な訓練を行っています。また、環境負荷が著しい作業現場に従事する従業員には特別な教育を実施し、関連設備における作業手順の徹底を図っています。

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