ガバナンス

コンプライアンス

基本的な考え方

ヤンマーグループは、経営トップはもとよりグループ社員全員に、企業倫理ならびに法令遵守意識を浸透・定着させることが社会から信頼される企業となるための基礎であると認識しています。

法務・コンプライアンス委員会を設置しリスク低減活動を推進しています

ヤンマーグループリスクマネジメント委員会のなかの専門部会として、法務・コンプライアンス委員会を設置しています。CSR部内に事務局を設置し、行動基準の策定・浸透活動、内部通報制度の運用、コンプライアンス研修、グループ各社のコンプライアンス担当者の参加によるワークショップ等を含むコンプライアンス・プログラムの実施を通じて、法務・コンプライアンスに関わるリスク低減活動を継続的に推進しています。

ヤンマーグローバル行動基準の浸透・定着活動

ヤンマーグループは、グループの全社員および役員が遵守すべき行動基準として「ヤンマーグローバル行動基準」を制定し、その浸透・定着活動を行っています。

2017年度から、自律的な浸透・定着を目指し、グループ会社ごとに、①「ヤンマーグローバル行動基準」を軸としたコンプライアンス推進計画の策定 → ②同計画の実施 → ③コンプライアンス状況の自主点検 → ④改善に向けた推進計画の策定、というPDCAサイクルによるコンプライアンス推進活動を実施しています。これらの活動は、本社が主導しながらも、世界各地に所在するグループ会社を取り巻く文化や法制度等に関するニーズを尊重の上、展開しています。

また、各グループ会社の推進活動をイントラネット上のサイトを通じてグループ内担当者間で共有したり、参考になる取り組みをニュースレターで発信したりすることにより、継続的にナレッジの共有と活動の活性化を図っています。

さらに、2016年度から、「ヤンマーグローバル行動基準」を軸としたコンプライアンス推進活動の成果と今後の方針を共有する場として、「グローバルリスクマネジメント委員会」を開催しています。この委員会を通じて、互いの推進活動を評価し合い、グッドプラクティスを共有する取り組みを実施しています。2020年度はオンライン会議での開催となりましたが、互いのコンプライアンス推進活動について、活発な情報や意見交換が行われました。

今後も同委員会の開催を通じ、「ヤンマーグローバル行動基準」の浸透・定着とコンプライアンス推進活動の活性化を図っていきます。

  • GLOBAL TOPICS

シンガポール -YANMAR ASIA (SINGAPORE) CORPORATION PTE. LTD.

贈賄防止法・競争法の遵守

YANMAR ASIA (SINGAPORE)は、「ヤンマーグローバル行動基準」の第3条「公正な事業活動」に関連し、「贈賄防止法及び競争法コンプライアンスセミナー」を開催しました。

セミナーは、役員および従業員42名を対象に実施し、実務に照らして作成したケーススタディを用いて対話形式でディスカッションも行いました。出席者においては、活発に質問や意見交換がなされ、理解向上に努めようという姿勢が顕著にみられました。

今後も、役員および従業員への教育活動の反復継続とコンプライアンス風土の醸成に取り組んでいきます。

内部通報制度「倫理の目安箱」の運用

ヤンマーグループでは、コンプライアンス違反の防止、早期発見および是正を行い、透明で風通しのよい企業文化の醸成を図るため、2003年から継続して内部通報制度「倫理の目安箱」を運用しています。利用者の利便性の向上を図るため、専用のフリーダイヤル電話のほか、専用のメールアドレスを設置しています。2020年度の利用件数は、グループ全体で合計113件(コンプライアンス違反事件に至らなかったものを含む)に上り、ヤンマーグループの相談窓口として有効に活用されています。

内部通報案件については、通報者の保護に配慮しながら事実関係の調査を行い、コンプライアンス違反行為に当たるかどうかを判断します。違反であると認定した案件については、関係社員の厳正な処分とともに再発防止策を策定し徹底します。

内部通報制度のフロー

内部通報制度のフロー

社員の声
内部統制システムの一環として内部通報制度を運用しコンプライアンスレベルの向上を目指します

ヤンマーグローバルエキスパート株式会社 CSR部 法務コンプライアンスグループ 平井 伸和

ヤンマーグローバルエキスパート株式会社
CSR部 法務コンプライアンスグループ
平井 伸和

CSR部では、グループの内部通報制度「倫理の目安箱」を設置し、コンプライアンス違反行為の防止と早期発見、自浄作用の維持・強化に努めています。

内部通報制度については、企業の内部要因や外部要因によって変化する環境への対応が必要とされます。直近では「公益通報者保護法」の改正が2020年6月に公布されたことを受け、その法施行に向けて社内の制度運用上の見直し改定、および体制整備を図っています。

「ヤンマーグローバル行動基準」を基軸とした、より実効性の高い制度となるよう、今後とも真摯に取り組んでいきます。

コンプライアンス研修・啓発活動

コンプライアンス研修は、新入社員と新任管理職を対象とした集合研修を実施しています。

また、2019年度から、コンプライアンス課題を現場の具体的な業務環境に紐付け、コンプライアンス教育活動をより実効的なものとするため、グローバル行動基準コンプライアンス推進隊の活動を開始しました。コンプライアンス推進担当者と必要に応じて事業の担当者が事業の現場社員と対面し、ケーススタディ型のセミナーやディスカッションおよびヒアリングを組み合わせた活動で、現場の実態把握と改善促進に取り組んでいます。2020年度は、合計5拠点においてオンライン等により展開し、各拠点が抱えるコンプライアンス課題について議論を行い、知識の向上と価値の共有を図りました。

さらに、Web環境を利用したeラーニングを継続して実施しています。2020年度は、「コンプライアンス行動基準」「独占禁止法」「下請法」の3講座を開講し、延べ2,365名が修了しました。コンプライアンスに関するeラーニングにおいては、システム導入からの7年間で、延べ38,011名が受講・修了しています。

啓発活動は社内のイントラネットを活用し、法律に関する事例などを紹介し、企業倫理意識の高揚を図っています。

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