高品質な大形船の舶用エンジンを

「できるだけ簡単に、安価に作る」を

目指す生産技術の仕事

高品質な大形船の

舶用エンジンを

「できるだけ簡単に、安価に作る」を

目指す生産技術の仕事

特機エンジン事業本部

工学部 機械システム工学科卒
2013年入社

清水 雄介YUSUKE SHIMIZU

現在の
主な
仕事内容

大形船の舶用エンジンを主に製造している尼崎工場で、生産技術の仕事をしています。生産技術は、「より高品質な製品を、できるだけ簡単に、そして安価に作る」ことを目標に、製造側の視点から製品の魅力の底上げを行う大切な役割を担っています。その中で私は、組立・出荷ラインの担当をしており、工程編成や設備投資、治工具設計などの生産性向上活動がメイン業務です。最近では環境負荷低減・省エネ化に対応したエンジンも多く出荷しており、私の担当ラインでも生産準備に追われていますが、ヤンマーのコア技術である「エネルギー変換」の分野で社会に貢献できるよう日々精進しています。

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ヤンマーで
働く魅力

生産技術業務には、仕事に対する評価がすぐにフィードバックされるという特徴があります。良い仕事をすれば翌日の生産日報に成果がはっきりと現れますし、失敗したら生産ライン停止という厳しい結果が待っています。だからこそ、自分たちが導入したラインや設備が効率良く動いている姿を見ると、言葉にならないほどの達成感を得ることができますし、その過程で築き上げたチームメンバーとの信頼関係は一番の宝物になります。現場・現物・現実を直視し、最適解を導き続けなければならない仕事なのでプレッシャーを感じることも多々ありますが、私の仕事が世界の物流を支える一助になっていると思うと大きなやりがいと誇りを感じます。

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大切に
している
想い

私の仕事に対するポリシーは二つ。一つ目は「スピード優先」です。社会人になって最も驚いたことは、膨大な仕事量を並列してこなさなければならないという点でした。スピードと同時に品質も求められるので、今できる100%を出し続けることが非常に重要であると考えています。二つ目が「3年目までは仕事を断らない」こと。これは配属の際に真っ先に上司に言われた言葉なのですが、今でも心に強く残っています。ことわざにもある「若い時の苦労は買ってでもせよ」と同じ意味なのですが、後輩たちにもぜひ薦めたいですね。今年の4月から4年目になるのですが、変わらずにこのスタイルを突き通していこうと思っています。

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印象に
残っている
エピソード

環境負荷低減に対応する新しいエンジンの試作担当として試行錯誤したことが印象に残っています。尼崎工場における新機種の試作は、生産技術メンバーが中心となり実施しており、私も組立工程を担当することになりました。その時点で私には試作の経験がなく、先輩のサポートを得ながら業務を進めることになっていたのですが、準備を開始するタイミングでその先輩が他部署へ異動されることに。右も左も分からず、お先真っ暗な状況に陥ってしまったのですが、知識不足は機動力でカバーしようと工場中を駆け回りました。結果、試作はまずまずの成果を挙げることができ、私にとっては先述の"仕事に対するポリシー"を意識し始めるきっかけになり、今でも良い思い出となっています。

ヤンマーを一言で言うと?

栄養豊かな土壌

ヤンマーを志望した理由は?

創業者の「美しき世界は感謝の心から」の精神に、非常に共感できた点が決め手になりました。

今後の夢は?

まだまだ成長の余地が残っている尼崎工場を育て上げること。入社当時からの目標であり夢です。

就活生の皆さんへ

ヤンマーに限らずですが、可能な限りたくさんの社員と会い、企業の雰囲気を感じ取ってみてください。
その中で得た「共感・憧れ」が強い動機となって皆さんを支えてくれると思います。

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